しら‐うお【白魚】
サケ目シラウオ科の海水魚。内湾にすみ2〜4月に川を上って産卵する。全長約10センチ。体は細長く、頭部が扁平で胴から尾にかけて側扁し、腹面に2列の黒点が並ぶ。半透明で、死後は白色不透明になる。冬に...
しら‐こ【白子】
1 雄の魚の腹にある乳白色をした精巣。タラ・アンコウなどのものは食用にする。 2 先天的にメラニン色素が欠乏していて、皮膚・粘膜・頭髪などが白色である個体。アルビノ。しろこ。
知(し)らぬが仏(ほとけ)
知れば腹も立つが、知らないから仏のように平静でいられる。また、本人だけが知らないで平然としているのを、あざけっていう語。
しらね‐さん【白根山】
栃木・群馬県境にある火山。北西麓には丸沼・菅沼があり、日光国立公園に属する。標高2578メートル。日光白根。
群馬県北西部、長野県境近くにある活火山。山腹に万座・草津などの温泉郷がある。上信...
しらみ【虱/蝨】
シラミ目の昆虫の総称。体は微小で扁平。腹部は大きく、頭部・胸部は小さく、翅(はね)はない。吸う口をもち、人畜の吸血害虫。アタマジラミ・ヒトジラミ・イヌジラミなど。《季 夏》
しらみね‐さん【白峰山】
香川県坂出市東部の山。標高337メートル。山腹に白峰寺、崇徳天皇陵がある。白峰。
しりけん‐いもり【尻剣井守】
有尾目イモリ科の両生類。全長11〜14センチ。背の正中線の隆起が著しく、尾も側扁して長く、剣の形に似る。背は暗褐色、腹は黄・橙または赤色の地に黒斑がある。奄美(あまみ)大島・沖縄島・渡嘉敷(とか...
しるし‐の‐おび【標の帯】
懐妊を祝って、そのしるしに結ぶ帯。5か月めの吉日に妊婦が腹に締めた。いわた帯。「かの恥ぢ給ふ—の引き結はれたるほどなど」〈源・宿木〉
しろ‐はら【白腹】
ヒタキ科ツグミ属の鳥。全長23センチくらい。背面が褐色、腹が白色。東アジアに分布。日本では冬鳥で、林でみられる。《季 秋》
しろ‐ひとり【白灯蛾】
ヒトリガ科の昆虫。全体が白色のガで、腹部の両側に赤色紋の列がある。夏に発生し、灯火に飛んでくる。幼虫は黒い長毛に覆われ、モクモク毛虫・くま毛虫とよばれる。