たいりく‐ばらたなご【大陸薔薇鱮】
コイ科の淡水魚。全長約5センチ。バラタナゴに似るが、雄の腹びれ前部に白色帯がある。関東、木曽川、近畿に分布。
たいわん‐りす【台湾栗鼠】
リス科の哺乳類。中形で、背側が淡緑褐色、腹側が灰褐色。四肢が短く、耳が短く丸い。主に樹上で暮らす。台湾の原産。伊豆大島をはじめ日本各地で野生化。
た‐うなぎ【田鰻】
タウナギ目タウナギ科の淡水魚。体は細長く、粘液に覆われる。胸びれ・腹びれ・うろこがなく蛇のように見える。性転換を行い、幼魚は雌で大形のものは雄。本州各地・マレー半島・東インド諸島に分布。かわへび。
たかお【高雄/高尾】
京都市右京区の地名。清滝川に沿う景勝地で、北に接する栂尾(とがのお)・槙尾(まきのお)とともに三尾(さんび)とよばれる紅葉の名所。高雄山中腹には神護寺がある。
たか‐まき【高捲き】
[名](スル)沢の登降で、通過困難な滝や岩壁を避けて、山腹を高く迂回すること。
たか‐ようじ【高楊枝】
1 ゆうゆうと食後の楊枝を使うこと。満腹のさまにいう。「武士は食わねど—」 2 何もしないでいること。ぶらぶら遊んでいること。「那麼(そんな)思想は全く自分には無いからと—である」〈紅葉・多情多恨〉
たから‐がい【宝貝】
タカラガイ科の巻き貝の総称。貝殻は卵形、背面は滑らかで光沢が強く、斑紋がある。腹面の細長い殻口の両縁に刻み目があり、生きているときは殻を外套膜(がいとうまく)が包んでいる。熱帯地方の浅海に多い。...
たくみ【巧み/工/匠】
《動詞「巧む」の連用形から》 [名] 1 細工師・大工など、手先や道具を使って物を作る職人。工匠。「飛騨の—」 2 技巧や意匠。「—を凝らす」 3 美しいものを作りだすわざやはたらき。「霊妙不...
たくり‐か・く
[動カ下二]続けざまにしゃべる。まくしたてる。「さぞ本望でござらうと—・け—・け口説き」〈浄・二つ腹帯〉
た‐げり【田鳧/田計里】
チドリ科の鳥。全長32センチくらい。後頭部に長い冠羽があり、上面は金属光沢のある緑色で、胸が黒く、腹は白い。アジア・ヨーロッパに分布し、日本には主に冬鳥として田の刈り跡などに渡来。たどり。《季 冬》