ちょう‐ねんてん【腸捻転】
腸の一部が強くねじれてしまい、腸閉塞(ちょうへいそく)と血行障害を起こす病気。S状結腸に起こることが多く、激しい腹痛や嘔吐(おうと)、腹部膨満などがみられ、糞便を吐くこともある。放置すれば生命に...
ちょう‐へいそく【腸閉塞】
腸管通過が妨げられる病気。腸腫瘍(ちょうしゅよう)・腸内異物・腸捻転(ちょうねんてん)・腸痙攣(ちょうけいれん)などによって起こり、激しい腹痛や嘔吐(おうと)、ガス・便通の停止、腹部膨満などがみ...
ちょう‐まん【腸満/脹満】
腹部にガスや液体がたまって膨張した状態。
ちん‐どく【鴆毒/酖毒】
鴆(ちん)という鳥の羽にある猛毒。転じて、猛毒。毒物。「面に慈愛を衒(てらい)て腹に—を抱き」〈東海散士・佳人之奇遇〉
つい‐しか【終しか】
[副]いまだかつて。ついぞ。たえて。「—お出入り申さねば、どなた様がどなたやら」〈浄・女腹切〉
つぐみ【鶫】
1 ヒタキ科ツグミ属に分類される鳥。全長約24センチくらい。上面は暗褐色で不規則な模様があり、腹は白色に黒斑が散在し、淡色の眉斑(びはん)がある。シベリアで繁殖、秋に大群で日本に渡来し越冬。以前...
つち‐がえる【土蛙】
アカガエル科のカエル。体長約4〜6センチ。背面は暗褐色で線状やいぼ状の突起があり、腹面は灰色で斑紋が散在。4〜6月ごろ産卵、おたまじゃくしのまま越冬し、翌年成体となる。本州以南に分布。いぼがえる...
つち‐すがり【土棲蜂】
ジガバチ科のハチ。体長約1センチ。体は黒色の地に黄色の帯があり、腹の各節はくびれる。地中深く穴を掘り、狩った甲虫の幼虫やハナバチなどを運び入れて卵を産みつける。
つち‐すり【腴】
《水底の土を磨(す)る意から》魚の腹の太ったところ。すなずり。〈和名抄〉
つち‐はんみょう【土斑猫/地胆】
甲虫目ツチハンミョウ科の昆虫の総称。体長1〜2センチ。体は青黒くてつやがある。腹は平たく、雌では特に大きい。前翅(まえばね)は短く、後ろ翅は退化しているので飛べず、歩き回る。体内に含む有毒なカン...