じゃこう‐せん【麝香腺】
ジャコウジカやジャコウネコの、麝香を分泌する腺。麝香嚢(じゃこうのう)の中に開口している。
スキーン‐せん【スキーン腺】
女性の尿道の内壁に分布する多数の粘液分泌腺。女性の尿道腺で、男性の前立腺に相当する。この腺が集まって、尿道の両側を平行して走る一対の導管を形成し、外尿道口の両側に開口する。米国の婦人科医スキーン...
せいしょく‐せん【生殖腺】
配偶子をつくる器官。雌では卵巣、雄では精巣のこと。脊椎動物では性ホルモンを分泌するのでいう。生殖巣。性腺。
せい‐せん【性腺】
「生殖腺」に同じ。
せつご‐せん【摂護腺】
前立腺(ぜんりつせん)の旧称。
せん【腺】
上皮組織の特殊化したもので、特定の物質を生成・貯留・分泌する器官。内分泌腺と外分泌腺とがある。
せん【腺】
[常用漢字] [音]セン(慣) 生物体内で種々の液汁を分泌する器官。「腺病質/汗腺・頸腺(けいせん)・毒腺・乳腺・蜜腺(みつせん)・涙腺」 [補説]「腺」は国字であるが、中国でも用いられる。
ぜっか‐せん【舌下腺】
口腔底の粘膜の下にある唾液腺(だえきせん)。
ぜんきょう‐せん【前胸腺】
昆虫の幼虫の内分泌器官。一般に完全変態する昆虫にみられ、ホルモンを分泌する。
ぜんりつ‐せん【前立腺】
男性の生殖器官の一。膀胱(ぼうこう)の頸部(けいぶ)と尿道とを輪状に取り巻いている栗大の腺。アルカリ性の乳白色の液を分泌し、精液成分となる。摂護腺(せつごせん)。前位腺。→前立腺特異抗原