あえんか‐なんこう【亜鉛華軟膏】
亜鉛華(酸化亜鉛)を10〜20パーセント含む軟膏。湿疹(しっしん)など皮膚病に用いる。
あぶら【油/脂/膏】
1 水に溶けず、水よりも軽い可燃性物質の総称。動物性・植物性・鉱物性があり、食用・灯火用・燃料用・化学工業の原料など用途が広い。 ㋐動物の肉についている脂肪分。脂身(あぶらみ)。「—の多い切り身...
えきたい‐ばんそうこう【液体絆創膏】
⇒水絆創膏
こう【膏】
[人名用漢字] [音]コウ(カウ)(呉)(漢) [訓]あぶら 1 動物のあぶら。「膏血・膏油」 2 うまい食物。「膏梁(こうりょう)」 3 心臓の下の部分。「膏肓(こうこう)」 4 半練り状の薬...
こう‐こう【硬膏】
常温では固形で、加温軟化して皮膚に粘着させて用いる外用剤。硬膏薬。硬膏剤。⇔軟膏。
こう‐せっこう【硬石膏】
硫酸カルシウムの無水物からなる鉱物。斜方晶系に属し、ふつう、無色または白色。塊状・粒状・板状で産する。
し‐こう【脂膏】
動物のあぶら。獣脂。
しょうのう‐なんこう【樟脳軟膏】
樟脳をゴマ油・牛脂などで練った白色の軟膏。打撲傷などに用いる。カンフル軟膏。
すいぎん‐こうこう【水銀硬膏】
水銀と無水ラノリンとを練り合わせ、蜜蝋(みつろう)などを混ぜて製する硬膏。梅毒疹(ばいどくしん)などに用いられた。
すいぎん‐なんこう【水銀軟膏】
水銀に無水ラノリン・豚脂・牛脂などを混ぜて作った軟膏。梅毒治療、ケジラミ駆除などに用いられた。