こうしつ‐たんそまく【硬質炭素膜】
⇒ダイヤモンドライクカーボン
こう‐ふくまく【後腹膜】
腹膜の外側のこと。腹腔の背側で、腹膜と背骨や背筋との間の領域をいい、腎臓・膵臓・脾臓・尿管・大動脈・下大静脈などがある。
あつ‐まく【厚膜】
⇒こうまく(厚膜)
こう‐まく【厚膜】
厚みのある膜。あつまく。「—組織」⇔薄膜。
こう‐まく【硬膜】
三重になっている脳脊髄膜(のうせきずいまく)の、最も外側にある硬い膜。脳を包む脳硬膜と、脊髄を包む脊髄硬膜に分けられる。 [補説]硬膜は内層(内葉・内板ともいう)と外層(外葉・外板ともいう)の2...
こつばん‐かくまく【骨盤隔膜】
骨盤底を支える強力な筋肉および筋膜の総称。肛門挙筋(こうもんきょきん)・尾骨筋などからなる。前方は尿生殖隔膜に連続している。
こつ‐まく【骨膜】
硬骨の表面を覆う結合組織の膜。外層は血管に富み、内層に造骨細胞があって、骨の保護・栄養・成長・再生をつかさどる。
こ‐まく【鼓膜】
外耳と中耳との境にあるほぼ円形の薄い膜。音波を受けて振動し、耳小骨、内耳へ伝える。
さいぼう‐まく【細胞膜】
細胞質を取り囲む膜。燐脂質(りんししつ)とたんぱく質からなり、選択透過性をもつ。原形質膜。形質膜。
さんか‐ひまく【酸化被膜】
金属表面に発生する不動態の被膜。ふつう空気中の酸素に触れて自然発生する被膜をさし、金属と空気が直接触れることを防ぐ保護膜としての効果をもつ。