がいそく‐ちょくきん【外側直筋】
外眼筋の一つ。眼窩(がんか)の後端にある総腱輪(そうけんりん)の外側面から起こり、眼球の外側で強膜につく。眼球を外側に向ける。外直筋。
がいとう‐まく【外套膜】
軟体動物の体の表面を覆う膜。イカでは円錐状、タコでは袋状をし、貝類ではその表面や縁から石灰分を分泌して貝殻を作る。外套。
がいへいさ‐きん【外閉鎖筋】
臀部(でんぶ)の深層にあり、股関節を外旋させる筋肉(深層外旋筋)の一つ。骨盤の外面で閉鎖膜とその周囲から起こり、大腿骨(だいたいこつ)の転子窩(てんしか)につく。
がいよう‐やく【外用薬】
皮膚の表面や粘膜などに適用する薬。含嗽(がんそう)剤・湿布剤・吸入剤・点眼剤・軟膏(なんこう)剤など。外用剤。
がい‐リンパ【外リンパ】
リンパ管系以外の所にある組織液。特に、内耳の骨迷路と膜迷路との間にある液。→内リンパ →リンパ
がこう‐そう【鵝口瘡】
カンジダという真菌の感染によって、口の中の舌やほおの粘膜に白い斑点ができる病気。それがはがれた跡は赤くただれている。栄養不良の乳幼児などに多い。したとぎ。
ガスかくさん‐ほう【ガス拡散法】
濃縮ウラン製造法の一。天然ウランをガス状の六弗化(ふっか)ウランに変え、超微小孔をもつ隔膜を通し、透過率のわずかな差を利用して、ウラン235と238を分離し、235の比率を約90パーセントまで高める。
ガストリン【gastrin】
胃の幽門部の粘膜で作られるホルモン。食物の到着によって分泌され、胃液の分泌を促進する。
がっ‐き【楽器】
音楽演奏のために使用される器具。打楽器・管楽器・弦楽器・鍵盤(けんばん)楽器などがある。また、発音原理の違いにより、気鳴楽器・体鳴楽器・膜鳴楽器・弦鳴楽器・電鳴楽器の5種に分類される。
ガラス‐でんきょく【ガラス電極】
ガラス膜を挟んで水素イオン濃度の異なる溶液を接したとき、ガラス膜の両側にイオン濃度の差に伴う電位差が生じることを利用した電極。水素イオン濃度などの測定に用いる。