こうまくがい‐しゅっけつ【硬膜外出血】
硬膜にある動脈や硬膜が破れて、硬膜と頭蓋骨の間に出血した状態。頭蓋内出血の一つ。硬膜上出血。
こうまくがい‐ないしきょう【硬膜外内視鏡】
脊髄の外側にある硬膜外腔(くう)に挿入する、直径1ミリ以下の細い内視鏡。難治性の慢性腰下肢痛の診察・治療などに用いられる。硬膜外腔内視鏡。エピドラスコピー。
こうまくがいないしきょう‐しゅじゅつ【硬膜外内視鏡手術】
硬膜外腔に内視鏡を挿入し、神経周辺の癒着組織を剝離、洗浄することにより疼痛(とうつう)やしびれを緩和する治療法。神経ブロックなどの治療法が効かない慢性の腰痛、難治性の腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱...
こうまくがい‐ブロック【硬膜外ブロック】
硬膜外腔に局所麻酔薬を注入して交感神経や知覚神経を一時的に抑制することにより、血行障害を改善したり疼痛(とうつう)を緩和したりする治療法。神経ブロック療法の一。
こうまくがい‐ますい【硬膜外麻酔】
脊髄神経を麻痺させるために、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入すること。全身麻酔の補助、手術後の疼痛(とうつう)の抑制、ペインクリニックなどに用いられる。
こうまく‐しゅうせきかいろ【厚膜集積回路】
《thick film IC》⇒厚膜IC
こうまく‐じょうくう【硬膜上腔】
《「こうまくがいこう」とも》⇒硬膜外腔
こうまくじょう‐しゅっけつ【硬膜上出血】
⇒硬膜外出血
こうまく‐じょうみゃくどう【硬膜静脈洞】
脳硬膜の内部にある隙間。脳の静脈血が集まり、内頸静脈に送り出される。 [補説]脳硬膜を構成する外層と内層は、ほとんどの部分で密着しているが、正中部など一定の部位では分離し、硬膜静脈洞を形成している。
こうまく‐そしき【厚膜組織】
植物の機械組織の一。厚膜細胞が集まったもの。厚壁組織。