さい‐の
[感]「さいな」に同じ。「—、お気の毒なこっちゃわいの」〈滑・膝栗毛・八〉
サウン【(ミャンマー)tzaung】
ミャンマーの撥弦楽器。舟形の共鳴胴をもつハープの一種で、16弦のものが一般的。座った膝の上に置き、主に右手の指ではじいて演奏する。サウン‐カウ。
さがり【下がり】
1 上から下へ垂れ下がること。「垂れ幕の—ぐあい」 2 ㋐位置が低くなること。「南—の土地」 ㋑程度や価値などが低くなること。「気温の上がり—」「値—」 3 その時刻を過ぎること。「昼—」「七つ...
さしあい‐く・る【差し合ひ繰る】
[動ラ四]《連俳用語の差し合いを繰る意から》辺りへのさしさわりを考えて遠慮する。「げにも旅の気散じは、—・らず高声(かうしゃう)に話しものして」〈滑・膝栗毛・四〉
さよ‐なら
《「さようなら」の音変化》 [名](スル) 1 別れること。「独身生活に—する」 2 (多く複合語の形で用いて) ㋐野球で、後攻のチームが最終回に勝ち越しの得点をあげ、スリーアウトを待たずに試...
さらけ‐だ・す【曝け出す】
[動サ五(四)] 1 隠すところなく、すべてを現す。ありのままを見せる。「内情を—・す」「弱点を—・す」 2 追い出す。「おらあ女房を—・してしまって」〈滑・膝栗毛・発端〉
さ‐りゃく【作略/差略】
1 適当にとりはからうこと。「のこりを弥次郎、北八と、おのれが—して、きはめておきしゆゑ」〈滑・膝栗毛・五〉 2 はかりごとをめぐらすこと。策略。「とうとう此方は流人の身と、したのも汝が—だと」...
さん‐しょう【山椒】
ミカン科の落葉低木。山地に自生。葉の付け根に一対ずつとげがある。葉は長卵形の小葉からなる羽状複葉。雌雄異株で、春、黄緑色の小花を密生する。実は赤く熟し、黒色の種が現れる。若芽を「木の芽」といい食...
さんじゅうに‐そう【三十二相】
1 仏のみが備えている、32のすぐれた身体的特徴。「仏本行集経」では、足下平満・足下千輻輪・手指繊長・足跟円好・足趺高隆・手足柔軟・手足指間具足羅網・踹如鹿王・正立不曲二手過膝・馬陰蔵相・皮膚一...
さん‐り【三里】
1 1里の3倍。 2 灸点の一。また、そこにすえる灸。膝頭の下約3寸(大人で約6センチ)、脛骨の外側の所。足三里ともいい、消化器の病気に効果がある。また、前腕の背面で、ひじの曲がりめから下へ3寸...