そべ・る
[動ラ四]ごろっと横になる。寝る。→寝そべる「もう—・らしゃりましたか」〈滑・膝栗毛・二〉
それ‐さま【其れ様】
[代] 1 二人称の人代名詞。多く女子が、尊敬・敬愛の気持ちを込めて用いる。あなたさま。「さだめて—たちも、話に聞いてゐやり申すだんべいが」〈滑・膝栗毛・二〉 2 三人称の人代名詞。あのかた。「...
ぞ‐い
[連語]《終助詞「ぞ」+終助詞「い」。近世語》活用語の終止形に付いて、単独の「ぞ」よりいくぶん柔らかい、聞き手への働きかけの気持ちを表す。終助詞「な」「なあ」「の」などを伴うこともある。「膽玉(...
ぞく【続】
1 つづき。続編。「正—二巻からなる作品」 2 書名などに付いて、それのつづきのものであることを表す。しょく。「—膝栗毛」「—文章規範」
ぞめき‐うた【騒き歌】
「そそり節(ぶし)」に同じ。「—に、ほほかぶりせし男どもの」〈滑・膝栗毛・六〉
たいいく‐ずわり【体育座り】
《「たいいくすわり」とも》腰を下ろし、両膝を手で抱えた座り方。体操座り。三角座り。 [補説]小学校などの集会で長い時間立っていられない生徒が増え、腰を下ろさせたことに始まるという。
たい‐ぜい【大勢】
人数の多いこと。多数の人。おおぜい。「きんじょとなりの人々が、—かけつけ」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
たい‐へい【太平/泰平】
[名・形動] 1 世の中が平和に治まり穏やかなこと。また、そのさま。「—の夢を破る」「—な(の)世」「天下—」 2 「太平楽」に同じ。「わざと弱味をみせぬつもりの—なり」〈滑・続膝栗毛・九〉
たい‐へん【大変】
[名・形動] 1 重大な事件。大変事。一大事。「国家の—」 2 物事が重大であること。また、そのさま。「—な失敗をする」「大型台風の通過で—な被害を受ける」「弥次さんおめえ何のまねをしたのだ—...
たい‐ほう【大方】
1 度量の大きいこと。また、その人。 2 学問や見識の広いこと。また、その人。 3 ほとんど。大部分。おおかた。副詞的にも用いる。「—の花主(おとくい)」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 4 立派な道。...