あん‐が【安臥】
[名](スル)からだを横たえて楽にすること。「白いシーツに裹(つつ)まれた布団が、彼の—を待つべく長々と延べてあった」〈漱石・明暗〉
うきょう‐が【右脇臥】
僧侶の寝る姿勢。右わきを下にして、足を重ねて臥(ふ)す。
えん‐が【偃臥】
[名](スル)うつぶして寝ること。腹ばうこと。「余終日—す」〈中井弘・航海新説〉
おう‐が【横臥】
[名](スル)横になって寝ること。からだを横たえること。「ベッドに—している」
が【臥】
[人名用漢字] [音]ガ(グヮ)(呉)(漢) [訓]ふす ふせる 横になって寝る。「臥床・臥竜・臥薪嘗胆/安臥・横臥・起臥・仰臥・病臥・行住坐臥」 [名のり]お [難読]草臥(くたび)れる・臥所...
き‐が【帰臥】
[名](スル)官職を退いて故郷に帰り、静かに生活すること。「故山、虢略(かくりゃく)に—し、人と交を絶って」〈中島敦・山月記〉
き‐が【起臥】
[名](スル)起きることと寝ること。また、生活すること。おきふし。「—を共にする」「遣手(やりて)は娼家に—する者ですね」〈漱石・吾輩は猫である〉
ぎょう‐が【仰臥】
[名](スル)あおむけに寝ること。「ベッドに—する」⇔伏臥(ふくが)。
ぎょうじゅう‐ざが【行住坐臥】
1 仏語。人の起居動作の根本である、行くこと・とどまること・座ること・寝ることの四つ。四威儀。 2 日常の振る舞い。また、つね日ごろ。「—初心を忘れない」
こう‐が【高臥】
[名](スル)俗世間を離れ、心を高く持って、山野などでひそかに暮らすこと。