問(と)うに落(お)ちず語(かた)るに落(お)ちる
人に聞かれたときは用心をして秘密をもらさないが、自分から語るときは不用意に口をすべらしてしゃべってしまう。
とう‐にゅう【投入】
[名](スル) 1 物を投げいれること。投げこむこと。「火中に—する」 2 事業などに資金・労力などを注ぎこむこと。「主力を—する」 3 心理学で、他人の望ましいものを自分のものとすること。→同一視2
とう‐ばつ【党閥】
同じ党派の者が自分たちの利益だけを図って、他党の者を排斥すること。
とう‐ほう【当方】
自分の属している方。自分の方。こちら。「—は皆無事です」⇔先方。
とう‐り【桃李】
1 桃とすもも。また、桃の花とすももの花。 2 《唐の劉禹錫(りゅううしゃく)の「満城の桃李春官(しゅんかん)に属(しょく)す」の詩句から》試験官が採用した門下生。自分がとりたてた人材。
とうり‐とうりゃく【党利党略】
自分の所属する政党の利益を第一として、そのためにめぐらす策略。「—だけでは選挙に勝てない」
蟷螂(とうろう)の斧(おの)
《カマキリが前あしを上げて、大きな車の進行を止めようとする意から》弱小のものが、自分の力量もわきまえず、強敵に向かうことのたとえ。
とえん‐さつ【兎園冊】
《梁(りょう)の孝王の蔵書が俚語(りご)で書かれていたところから》 1 俗語で書かれた卑近な書物。兎園冊子(とえんさっし)。 2 自分の著書を謙遜していう語。
遠(とお)くの火事(かじ)より背中(せなか)の灸(きゅう)
自分に関係のない大事よりも、小さなことでもわが身にふりかかることは痛切に感じられるというたとえ。
とお‐で【遠出】
[名](スル) 1 遠くへ出かけること。遠あるき。「郊外まで—する」 2 芸者が自分の属する地域から離れて、客と旅行すること。「十吉の家の花助と別の家の千代松という二人へ—の口をかけて」〈荷風・...