ひ‐げ【卑下】
[名・形動](スル) 1 自分を劣ったものとしていやしめること。へりくだること。「そんなに—する必要はない」 2 いやしめて見下すこと。また、そのさま。「自修の事を甚だ—なる田地に落ち沈ましむる...
ひこう‐じじつ【非行事実】
犯罪少年の犯罪行為、触法少年の触法行為(刑罰法令に触れる行為)、虞犯少年の虞犯行為(保護者の正当な監督に服しない、正当な理由がなく家庭に寄りつかない、犯罪性のある人や不道徳な人と交際したりいかが...
ひ‐さい【非才/菲才】
才能がないこと。才能の乏しいこと。また、自分の才能をへりくだっていう語。「浅学にして—の身」
膝(ひざ)とも談合(だんごう)
《困りきった場合には自分の膝でさえ相談相手になるという意》だれとでも、相談すればしただけのことはあること。
膝(ひざ)を抱(かか)・える
自分の膝を両腕でかかえこむ。ひとりでさびしくしているさまや、考えこんでいるさまにいう。膝を抱く。
膝(ひざ)を抱(だ・いだ)・く
1 自分の膝をかかえる。ひとりでさびしくいるようすにいう。 2 嘆願する。頭を下げて願う。「中へ入って挨拶をするからは、こなさんの—・くは当たり前だはな」〈伎・色読販〉
ひじ‐まくら【肘枕】
[名](スル)自分の片肘を曲げて枕がわりにすること。「—してテレビを見る」
肘(ひじ)を齧(か)・む
《「史記」呉起伝にある、衛の呉起が自分をばかにした三十余人を殺して故郷を出る時、自分の肘を噛んで、母に成功するまで帰らないと誓ったという故事から》固く誓う。また、強く決意する。
ひ‐ぞう【秘蔵】
[名](スル)《古くは「ひそう」》 1 人にはあまり見せずに大切にしまっておくこと。また、そのもの。「書画骨董を—する」 2 自分のもとから離さず、大切にかわいがり育てること。また、その人。「—...
ひたぶる‐こころ【頓心】
いちずに思いつめた心。また、容赦なく自分を通そうとする心。「盗人などいふ—ある者も」〈源・蓬生〉