人事(ひとごと)でな・い
他人事だとのんきに思ってはいられない。やがて自分の上にもふりかかってくるかもしれない。「—・い老年問題」
人手(ひとで)に渡(わた)・る
他人の所有物となる。自分の持っていたものが他人の手に渡る。「先代からの家屋敷が—・る」
人(ひと)のふり見(み)て我(わ)がふり直(なお)せ
他人の行いの善悪を見て、自分の行いを反省し、改めよ。
人(ひと)の褌(ふんどし)で相撲(すもう)を取(と)る
他人の物を利用して自分の役に立てる。
人(ひと)は人(ひと)我(われ)は我(われ)
他人がどうあろうと、また何を言おうと気にせず、自分の信じるところ欲するところに従って物事を行うべきである。
ひと‐やり【人遣り】
1 自分からでなく、他から強いられてすること。「行き憂しと思ひながらも—の道にはさこそとまらざりけめ」〈新千載・離別〉 2 人を行かせるようにすること。「月影はまだ夜深しとやすらへばはや—の鳥は...
人遣(ひとや)りなら◦ず
他人からさせられるのでなく、自分の心から求めるものである。「なぞや、—◦ぬ心ならむ」〈源・宿木〉
ひとり‐あるき【一人歩き/独り歩き】
[名](スル) 1 連れもなく、ただ一人だけで歩くこと。「深夜の—は危険だ」 2 他人の助けを借りずに自力で歩くこと。「子供が—するようになる」 3 自分の力だけで生活・仕事をすること。ひとりだ...
ひとり‐うらない【独り占い】
自分で自分の運命を占うこと。「トランプで—をする」
ひとり‐がてん【独り合点】
[名](スル)自分だけで、よくわかったつもりになること。ひとりのみこみ。ひとりがってん。「—して話を進めてしまう」