そうぎ‐けん【争議権】
労働者が使用者に対し、労働条件の改善などについて自己の主張を貫徹するため、団結してストライキその他の争議行為を行う権利。憲法の保障する労働基本権の一。
そう‐しほん【総資本】
資本(自己資本)と負債(他人資本)とを合計したもの。
そう‐たい【総体】
[名]物事の全体。「事件の—を把握する」
[副] 1 全般に。一体に。総じて。「—よくできた」「子供は—に自己中心的だ」 2 もともと。どだい。「—無理な相談だったのだ」
そうはつ‐へいけい【早発閉経】
通常より若い年齢(43歳未満)で卵巣の機能が停止し月経がなくなること。女性ホルモンの欠乏により、更年期障害・骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などが生じやすくなるため、ホルモン補充治療を行う。染色体...
そうろ・う【候ふ】
[動ハ四]《「さぶらう」の音変化》 1 身分の高い人のそばに控える。伺候する。「鈴の綱のへんに、布衣(ほうい)の者の—・ふは何者ぞ」〈平家・一〉 2 「ある」「いる」の丁寧語。 ㋐対話や消息に用...
そ‐がい【疎外】
[名](スル) 1 嫌ってのけものにすること。「新参者を—する」 2 人間がみずから作り出した事物や社会関係・思想などが、逆に人間を支配するような疎遠な力として現出すること。また、その中での、人...
ソルベンシーマージン‐ひりつ【ソルベンシーマージン比率】
《solvency marginは、支払い余力の意》通常の予測を超えるリスクに対して、保険会社にどの程度の保険金の支払い余力(余裕資金)があるかを示す指標。銀行の自己資本比率に相当する。平成8年...
そんぞく‐さつじん【尊属殺人】
自己または配偶者の直系尊属を殺す罪。普通の殺人より刑が重く、死刑または無期懲役に処せられたが、最高裁判所はこの規定を憲法14条に定める法の下の平等の原則に違反するとした。平成7年(1995)の刑...
ソーシャル‐ブレーン【social brain】
《「ソーシャルブレーンズ」とも》社会的な人間関係を築く上で必要な脳機能のこと。自己と他者を認知するというコミュニケーションの基盤となる能力が、進化的適応の結果、人間の知性を発達させたとする社会心...
ぞうけつ‐かんさいぼう【造血幹細胞】
血液中の赤血球、白血球、血小板などの血液細胞を産生する細胞のこと。この細胞には自己複製能があり、自らが分化して血液細胞になる。成人では主に骨髄に存在し、胎児では肝臓、脾臓(ひぞう)、また臍帯血(...