はい‐じ【廃寺】
[名](スル) 1 住僧もなく荒れはてた寺。 2 寺を廃すること。また、その寺。「自己が破戒の不如法より—されしは」〈染崎延房・近世紀聞〉
はい‐そ【敗訴】
[名](スル)訴訟に負けること。自己に不利益な判決を受けること。⇔勝訴。
はいにん‐ざい【背任罪】
他人のために事務をする者が、自己もしくは第三者の利益や被害者の損害を目的として、任務にそむいて損害を与える罪。刑法第247条が禁じ、5年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられる。→特別背任罪
はかい【破戒】
島崎藤村の小説。明治39年(1906)刊。被差別部落出身の小学校教師、瀬川丑松が、周囲の因習と戦い、父の戒めを破って自己の素性を告白するまでの苦悩を描く。日本自然主義文学の先駆。
はさんこうせいさいけん‐とう【破産更生債権等】
1 破産債権・再生債権・更生債権、および、これらに準ずる債権をいう。 2 《「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」の略》金融機関が金融再生法に基づいて分類・開示する債権の区分の一つ。破産・会社更...
はしもと‐びょう【橋本病】
自己免疫が原因で甲状腺が腫(は)れる病気。30〜50歳代の女性に多く、慢性に進行し、甲状腺の機能は正常であることが多い。大正元年(1912)外科医の橋本策(はかる)[1881〜1934]が報告。...
はたんけねんさき‐さいけん【破綻懸念先債権】
金融機関の自己査定によって破綻懸念先に区分される債務者に対する債権。金融再生法に基づく開示では「危険債権」として開示される。
はたんさき‐さいけん【破綻先債権】
金融機関の自己査定によって破綻先に区分される債務者に対する債権。金融再生法に基づく開示では「破産等更生債権及びこれらに準ずる債権」として開示される。
はらだ‐びょう【原田病】
眼球のぶどう膜・皮膚・内耳など色素細胞がある組織に炎症を起こす全身性疾患。両眼の視力低下・耳鳴りなどが起こり、白髪や皮膚に白斑がみられる。メラノサイトを攻撃する自己免疫疾患と考えられている。大正...
腹(はら)を剖(さ)き珠(たま)を蔵(ぞう)す
《「唐書」太宗本紀から》命よりも財物を大切にする。自己の利益や欲望のためには、生命をも粗末にする。本末転倒であること。