はん‐えい【反影】
1 夕日の照り返し。反照。 2 「反映3」に同じ。「自己は客観世界の—である」〈西田・善の研究〉
はんしゃ‐だいめいし【反射代名詞】
一人称・二人称・三人称の別に関係なく実体そのものをさす。「おのれ」「みずから」「自分」「自己」など。再帰代名詞。反照代名詞。反射指示代名詞。
はんろんり‐しゅぎ【汎論理主義】
《(ドイツ)Panlogismus》哲学で、真に実在するものをロゴス(論理的、理性的なるもの)ととらえ、宇宙や自然などの一切のものをその自己展開したものとみなす立場。典型はヘーゲル哲学。汎理論。
ハーディング‐げんしょう【ハーディング現象】
《herding phenomenon herdは群れの意》行動経済学において、個人が自己の合理的な判断を信頼せず、安心感を求めて多数派がとる行動に同調してしまうこと。→バンドワゴン効果
バイロファージ【virophage】
他のウイルスに感染するウイルス。宿主の自己複製機構を利用して増殖するため、宿主の増殖を阻害する。2008年に、ママウイルスという巨大なウイルスに寄生するウイルス(スプートニクバイロファージ)とし...
バセドー‐びょう【バセドー病】
甲状腺の機能の亢進(こうしん)による、甲状腺の腫(は)れ、頻脈、眼球突出を主症状とする病気。自己免疫疾患と考えられている。20〜30歳代の女性に多い。報告者の医師バセドーにちなむ命名。バセドーよ...
バーゼル‐ごうい【バーゼル合意】
《Basel accord》バーゼル銀行監督委員会が公表する、国際業務を行う銀行の自己資本比率や資金の流動性に関する統一基準。バーゼル規制。 [補説]バーゼル銀行監督委員会の事務局が国際決済銀行...
バーゼル‐スリー【Basel three】
2010年にバーゼル銀行監督委員会が公表した、国際業務を行う銀行の自己資本に関する規制。2004年のバーゼル2を強化したもので、自己資本比率規制を厳格化するとともに、流動性の高い資産を確保し、過...
バーゼル‐ツー【Basel two】
バーゼル1(国際業務を行う銀行の自己資本比率に関する規制)を改定したもの。2004年にバーゼル銀行監督委員会が公表。金融取引の多様化・複雑化に対応するため、リスクアセットの計測方法が精緻化された...
バーゼル‐ワン【Basel one】
1988年にバーゼル銀行監督委員会で合意された、銀行の自己資本比率に関する規制。国際業務を行う銀行に対し、リスクアセットに対して8パーセント以上の自己資本を保有することを求めた。→バーゼル2