む‐くゆう【無功用】
仏語。自然のままにあり、身・口・意の動作に意志的造作を加えないこと。
むく・れる【剝れる】
[動ラ下一][文]むく・る[ラ下二] 1 怒ってむっとする。ふくれっつらをする。「—・れて答えない」 2 自然とはがれる。むける。「桃折れば皮—・れけり花ながら/土髪」〈俳諧新選〉
むけい‐ぶんかいさん【無形文化遺産】
無形文化遺産保護条約に基づいて登録された、世界各地の芸能、口承文学、社会的な習慣や儀式・祭事、自然に関する知識や慣習、伝統工芸技術などのさまざまな無形の伝統文化遺産。日本の文化では能楽や結城紬な...
むけいぶんかいさんほご‐じょうやく【無形文化遺産保護条約】
《「無形文化遺産の保護に関する条約」の略称》世界各地の無形の伝統文化遺産を保護し、受け継ぐための条約。2003年ユネスコ総会で採択、2006年4月発効。→無形文化遺産 [補説]有形の文化遺産・自...
むげん‐のう【夢幻能】
能で、主人公(シテ)が、神・霊・精など超自然的存在のもの。全体がワキの見た夢か幻であるという構成になっているところからいう。→現在能
むこじま‐れっとう【聟島列島】
小笠原諸島北部の列島。聟島のほか、嫁島・媒(なこうど)島などからなる。平成23年(2011)「小笠原諸島」の名で世界遺産(自然遺産)に登録された。
む‐さ【無作】
仏語。人為的な働きのないこと。自然のまま。無為。
むさし‐の【武蔵野】
東京都と埼玉県にまたがる洪積台地。南は多摩川から、北は川越市あたりまで広がる。古くは牧野、江戸時代から農業地に開発され、雑木林のある独特の風景で知られた。武蔵野台地。
東京都中部の市。住宅地...
むしん‐ろん【無神論】
1 神の存在を否定する立場。自然主義・唯物論・無神論的実存主義などがこれに属する。⇔有神論。 2 人格神論(有神論)に対して、汎神論・理神論などをいう。
むじん‐とう【無尽灯】
1 油皿の油が減ると自然に補給され、燃え続けるように作られた灯明台。 2 仏の教えが次々と伝わって尽きないことを、一つの灯火が無数の灯火になることにたとえていう語。 3 仏前などに昼夜分かたずと...