サイクロトロン‐きょうめい【サイクロトロン共鳴】
《cyclotron resonance》金属や半導体中の自由電子が磁場中で等速円運動を行い、この運動の角振動数に共鳴する電磁波を吸収する現象。
サイコドラマ【psychodrama】
米国の精神科医モレノが創始した集団心理療法の一技法。患者の集団にある題の劇を即興で自由に演じさせ、自然に心の内部が表現されるようにする。心理劇。
さいご‐つうちょう【最後通牒】
1 紛争当事国の一方が、平和的な外交交渉を打ち切って自国の最終的要求を相手国に提出し、それが一定期限内に受け入れられなければ自由行動をとることを述べた外交文書。 2 交渉の決裂も辞さないという態...
さいごのし【最後の詩】
《原題、(フランス)Derniers Vers》ラフォルグの詩集。自由詩。著者没後の1890年に刊行。
さいしゅう‐さんらんめん【最終散乱面】
現在観測される宇宙背景放射の放出面。ビッグバン以来、膨張を続ける宇宙の歴史において、電磁波が初めて自由に伝播できるようになった宇宙の晴れ上がりの時期に、黒体放射がなされた面のこと。
さいりょう‐しょぶん【裁量処分】
行政庁の自由裁量に属する範囲内でなされる行政処分。裁量行為。行政裁量。→羈束(きそく)処分
さかや‐かいぎ【酒屋会議】
明治15年(1882)酒造業者が酒税軽減を求め、自由民権運動家植木枝盛の応援を得て大阪で開いた会議。
さがく‐かんぜい【差額関税】
国内の養豚業者を保護するため、価格の安い輸入豚肉にかける関税。国内の流通価格を参考に世界貿易機関(WTO)と交渉して基準価格を設定し、輸入肉が基準を下回ればその差額を関税として課税する。 [補説...
サクラ【SACLA】
《Spring-8 Angstrom Compact Free Electron Laser》兵庫県の播磨科学公園都市にあるX線自由電子レーザー(XFEL)施設の愛称。理化学研究所と高輝度光科学...
さ‐さわり【障り】
支障。さしさわり。さわり。「まだ—が有って…彼人も自由の身の上でもなかったので」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉