しゅうか‐ぎん【臭化銀】
硝酸銀の水溶液に臭化アルカリの水溶液を加えてできる淡黄色の粉末。水に溶けず、チオ硫酸ナトリウム水溶液に溶ける。光に当たると銀を遊離して黒色になる。写真用感光材料に用いる。化学式AgBr
しゅう‐かく【臭覚】
「嗅覚(きゅうかく)」に同じ。
しゅう‐かく【臭角】
アゲハチョウ科の幼虫の頭部にある一対の角のような部位。天敵に襲われたときなどにその角が伸び、悪臭を放つ。色は黄、赤などがある。
しゅうか‐すいそ【臭化水素】
活性炭を触媒にし水素と臭素とを直接作用させて得られる、刺激臭のある無色の気体。水溶液は臭化水素酸とよばれ、強い一塩基酸。医薬品や臭化物の原料にする。化学式HBr
しゅうか‐ぶつ【臭化物】
臭素と、それより陽性の元素との化合物。臭化カリウム・臭化銀など。
しゅうかん‐しょう【臭汗症】
わきの下、陰部、耳の穴などのアポクリン腺から悪臭のある汗を分泌する疾患。わきがなど。
しゅう‐がい【臭骸】
1 悪臭を放つ死体。「みじめな—をさらして塹壕(ざんごう)の埋め草になるに過ぎないまでも」〈寅彦・連句雑俎〉 2 汚れたからだ。
しゅう‐き【臭気】
くさいにおい。いやなにおい。悪臭。比喩的にも用いる。「鼻をつく—」「—芬々(ふんぷん)たる学者気どり」
しゅうきしすう‐きせい【臭気指数規制】
悪臭の排出を規制する手法の一。さまざまな原因物質の混合した水や空気を、人の鼻で感じられなくなるまで薄めたときの倍率によって算出した指数に基づき規制する。
しゅうき‐せんべつ【臭気選別】
においを手がかりに、同じにおいが付いた物や追跡・捜索対象者を探し出す能力。警察犬に必要な能力の一つで、警察犬の審査・競技会では、仮想犯人のにおいを嗅がせ、約10メートル離れた台の上から同じにおい...