ご‐しょう【五生】
1 五たび生まれ変わること。 2 仏語。菩薩(ぼさつ)の生まれ方を五つに分けたもの。飢餓や海中の苦を救う息苦生、衆生(しゅじょう)の類に従って生まれて救う随類生、すぐれた容姿や身分などに生まれる...
さし‐かか・る【差(し)掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 ちょうどその場所に至り着く。「山道に—・る」 2 ちょうどその時期になる。ある場面になる。「農閑期に—・る」「事件が山場に—・る」「話が本論に—・る」 3 上から覆いかぶさ...
さ‐ば【娑婆】
「しゃば(娑婆)」に同じ。「—のほかの岸(=彼岸)に至りてとくあひ見む」〈源・若菜下〉
さんま【秋刀魚】
ダツ目サンマ科の海水魚。全長約40センチ。体は細長く、側扁し刀状、背部は暗青色、腹側は銀白色。外洋性回遊魚で、夏、北海道沖に現れ本土に沿って南下し伊豆諸島・四国沖に至り、春、再び北上する。常磐・...
ざん‐ぶ【讒誣】
[名](スル)事実ではないことを言いたてて他人をそしること。「彼人々は余を猜疑し、又遂に余を—するに至りぬ」〈鴎外・舞姫〉
し‐ぎ【仕儀】
物事の成り行き。事の次第。特に、思わしくない結果・事態。「このような—に立ち至り面目次第もございません」
ししんけい‐こうさ【視神経交叉/視神経交差】
左右の視神経が交差するところ。視床下部の前方、脳下垂体の上方にある。視交叉。 [補説]ヒトの場合、網膜の内側(鼻側)半分から出る視神経が交差して眼球と反対側の大脳に至り、網膜の外側(耳側)半分か...
しゅ‐ご【守護】
[名](スル) 1 まもること。「国家を—する」 2 鎌倉幕府・室町幕府の職名。文治元年(1185)源頼朝が勅許を得て国ごとに有力御家人を任命して設置。軍事・警察権を中心に、諸国の治安・警備に当...
しょう‐し【笑止】
[名・形動]《「勝事」からか》 1 ばかばかしいこと。おかしいこと。また、そのさま。「—の至り」「—の沙汰」「—なことを言う」 2 気の毒に思うこと。また、そのさま。「老の歩みの見る目—に」〈露...
しょう‐しょく【粧飾】
[名](スル)美しくよそおうこと。飾ること。装飾。「期日に至り散士盛服—して車を駆り」〈東海散士・佳人之奇遇〉