いたる‐ところ【至る所/到る所】
[連語]行く先先どこでも。また、あらゆる所。「—で大歓迎」「部屋中—ほこりだらけだ」
至(いた)れり尽(つ)くせり
《「荘子」斉物論から》配慮が行き届いて、申し分がない。「—の接待」 [補説]「至り尽くせり」とするのは誤り。
し【至】
[接頭]時間・場所を示す名詞に付いて、行き着くところ、到達点を表す。「自六月—九月」「自成田—ホノルル」⇔自(じ)。
し【至】
[音]シ(呉)(漢) [訓]いたる [学習漢字]6年 1 ぎりぎりのところまで行き着く。いたる。「乃至(ないし)・必至」 2 この上ない。いたって。「至極(しごく)・至言・至上・至当・至難・至福...
し‐あく【至悪】
この上なく悪いこと。最大の悪。極悪(ごくあく)。
しい‐こう【至孝】
「しこう(至孝)」の慣用読み。「—によってかかる示現を蒙り給へり」〈読・弓張月・後〉
しい‐ぜん【至善】
「しぜん(至善)」の慣用読み。〈日葡〉
し‐おん【至恩】
この上もなく大きな恩。
しかどう【至花道】
能楽論書。世阿弥著。応永27年(1420)成立。二曲三体・皮肉骨などの問題を通じて、能の本質や構造を説いたもの。
しがっかん‐だいがく【至学館大学】
愛知県大府市にある私立大学。昭和38年(1963)に中京女子大学として開学。平成22年(2010)現校名に改称、男女共学校となった。