ししん‐しんぎょう【至心信楽】
仏語。まごころをもって、仏を信じ願うこと。阿弥陀仏四十八願の第十八願の言葉。
し‐じつ【至日】
冬至または夏至の日。
し‐じゅん【至純/至醇】
[名・形動]まったくまじりけのないこと。この上なく純粋なこと。また、そのさま。「—な(の)愛」 [派生]しじゅんさ[名]
し‐じょう【至上】
[名・形動]この上もないこと。また、そのさま。最上。最高。「—の栄光」「恰も度胸が人間—な能力であるかの如き言草(いいぐさ)である」〈漱石・それから〉
し‐じょう【至情】
1 この上なく深い心。まごころ。「—をささげる」「—あふれる行為」 2 きわめて自然な人情。「人間としての—」
しじょう‐しゃ【至上者】
この上もなく尊いもの。神。
しじょう‐しん【至上神】
一神教では唯一至高の存在をいい、多神教では神々の中の最高神をいう。通常、創造性をもち、全知全能であり、人格性をもつとされる。ユダヤ教のヤーウェ、イスラム教のアッラーなど。
しじょう‐めいれい【至上命令】
絶対に服従しなければならない命令。他のすべてに優先して行わなければならない事柄。「—がくだる」「売り上げ増進を—とする」
し‐じん【至人】
《「荘子」逍遥遊の「至人は己なし」から》十分に道を修めて、その極致に達した人。
し‐じん【至仁】
[名・形動]この上なく恵み深いこと。また、そのさま。「天道果して—にして博愛ならんには」〈福沢・福翁百話〉