こう‐こく【興国】
1 国の勢いを盛んにすること。 2 新しい国家を建てること。建国。
こうこく【興国】
南北朝時代、南朝の後村上天皇の時の年号。1340年4月28日〜1346年12月8日。
こうこく‐じ【興国寺】
和歌山県日高郡由良町にある臨済宗の寺。山号は鷲峰山。安貞元年(1227)開創の西方寺を起源とする。正嘉2年(1258)真言宗から禅宗に改宗。開山は無本覚心。慶長年間(1596〜1615)和歌山藩...
こう‐しゅう【興収】
《「興行収入」の略》入場料に有料入場者数を掛けた金額。特に映画界で使う。ボックスオフィス。→配収
こうしょう‐じ【興正寺】
京都市下京区にある浄土真宗の寺。山号は円頓山。文明年間(1469〜1487)経豪(きょうごう)が蓮如に帰依し、山科(やましな)で開創、本願寺に所属。明治9年(1876)独立し、興正派の本山となった。
こうしょう‐じ【興聖寺】
宇治市宇治山田にある曹洞宗の寺。山号は仏徳山。天福元年(1233)道元が深草の極楽寺跡に創建。その後廃絶していたが、慶安2年(1649)淀城主永井尚政が復興。
こうしん‐じょ【興信所】
個人や法人の信用・財産などを内密に調べ、依頼者に報告する民間の機関。
こうしん‐ろく【興信録】
個人や会社などの信用程度を明らかにするため、その財産や営業状況などを調査し記録した書物。
こうじょう‐かん【興譲館】
江戸時代、米沢藩の藩校。元禄10年(1697)に創設されたが衰微。安永5年(1776)に藩主上杉治憲(鷹山(ようざん))が再興・整備し、校名を定めた。
こうぜんごこくろん【興禅護国論】
鎌倉時代の仏教書。3巻。栄西(えいさい)著。建久9年(1198)成立。旧仏教側からの非難に対し、禅宗は異端ではなく国家の繁栄のために必要であると説いたもの。