けいなん【荊南】
中国、五代十国の一。907年、後梁(こうりょう)の臣高季興が湖北に建国。首都は江陵(荊州)。963年宋に滅ぼされた。南平。
けい‐ぶつ【景物】
1 四季折々の趣のある事物。自然の風物。連歌・俳諧では、特に、花・ほととぎす・月・雪などをいう。「初夏の—」 2 その場に興を添えるもの。珍しい芸や衣装・料理など。「音もせで走るいろいろの馬車…...
けい‐ぶん【奎文】
《「奎」は星座の名で、文運をつかさどる星》文物。文学。文教。「—にわかに興る」
けい‐りょう【慶陵】
中国、内モンゴル自治区ワールインマンハ山にある、遼(りょう)代の帝王陵。聖宗の永慶陵、興宗の永興陵、道宗の永福陵の三陵がある。
け‐うと・い【気疎い】
[形][文]けうと・し[ク]《近世初期からは「きょうとい」とも発音した》 1 見たり聞いたりするのがいとわしい。「やがて—・い雨の暗くたそがれて行く夕方を」〈三重吉・桑の実〉 2 人けがなく不気...
けごん‐じ【華厳寺】
岐阜県揖斐(いび)郡揖斐川町にある天台宗の寺。山号は谷汲山。開創年代は延暦17年(798)、開山は豊然(ぶねん)と伝える。西国三十三所第33番札所。
中国山西省大同にある寺。遼(りょう)代の...
けしょう‐の‐もの【化生の者】
ばけもの。へんげ。妖怪。「—なりとも、其数には洩れぬなるべし」〈鴎外訳・即興詩人〉
け‐すさま・じ【気凄まじ】
[形シク]興ざめである。おもしろみがない。「こと人のやうに、歌うたひ興じなどもせず、—・じ」〈枕・四九〉
けせんぬま‐わん【気仙沼湾】
宮城県北東部、三陸海岸にある湾。湾口にある大島が東湾・西湾に二分し、湾奥に気仙沼市がある。湾内ではカキ・ノリなどの養殖が盛ん。三陸復興国立公園の一部。海域公園に指定されている。鼎(かなえ)ヶ浦。
けた【方】
[名・形動ナリ]《「けだ」とも》四角な形。方形。また、かどばったさま。「—なる形に作りたる円柱の廊」〈鴎外訳・即興詩人〉