舌(した)は禍(わざわい)の根(ね)
言葉は災難を招くもとであるということ。口は禍の門(かど)。
した‐ばや【舌早/舌速】
[名・形動]ものの言い方がはやいこと。また、そのさま。口早。「少しシャ嗄れたような声で—に言って聴かせた」〈秋声・足迹〉
した‐びらめ【舌鮃/舌平目】
カレイ目ウシノシタ科の海水魚、アカシタビラメ・クロウシノシタの総称。体は長卵形で著しく扁平。目は小さく、両眼とも体の左側にある。砂泥底にすみ、南日本に多い。フライ・ムニエルなどに料理する。美味。...
した‐ブラシ【舌ブラシ】
舌の上の汚れや舌苔(ぜったい)を取り除くための小さなブラシ。→舌掻き
した‐ぶり【舌風/舌振り】
1 物の言い方。話しぶり。「—、いと物さはやかなり」〈源・行幸〉 2 驚きや恐れから舌を震わせること。舌振るい。「東国の兵(つはもの)是を見て、—して進まざりければ」〈盛衰記・三五〉
した‐へん【舌偏】
漢字の偏の一。「舐」「舒」などの「舌」の称。
した‐べろ【舌べろ】
《方言から。「べろ」も舌の意》舌のこと。したべら。したびろ。
したみじか‐あぶみ【舌短鐙】
足を置く部分である舌(した)の短い鐙。⇔舌長鐙(したながあぶみ)。
した‐むし【舌虫】
⇒舌形(したがた)動物
した‐もじり【舌捩り】
1 舌がもつれること。 2 言葉遊びの一つで、発音しにくい言葉を続けて言わせるもの。「隣の客はよく柿食う客だ」など。→早口言葉