ねこ‐の‐した【猫の舌】
キク科の多年草。暖地にみられ、海岸の岩の上や砂地をはう。葉は楕円形で、短い剛毛があってざらつく。夏、黄色い頭状花をつける。はまぐるま。
ひ‐こ【小舌】
「のどびこ」に同じ。〈和英語林集成〉
ひつ‐ぜつ【筆舌】
文章に書くことと、口で言うこと。文章と言葉。
ひょう‐ぜつ【氷舌】
氷河が海岸線から流れ出して形成された、突出部分。広義には山岳氷河などの末端部も含む。
ふるえるした【震える舌】
三木卓の小説。破傷風にかかった少女を描く。昭和50年(1975)刊行。野村芳太郎監督による映画化作品もある。
べん‐ぜつ【弁舌/辯舌】
ものを言うこと。また、ものの言い方。話しぶり。「—をふるう」
まき‐じた【巻(き)舌】
1 舌の先を巻くようにして勢いよく話すこと。また、その口調。江戸っ子に特有のもの。べらんめえ口調。「—でまくしたてる」 2 「切り口上1」に同じ。「亭主慇懃(いんぎん)にかしこまり、手をつき、—...
もず【百舌/鵙/百舌鳥】
1 モズ科の鳥。全長約20センチ。雄は頭部が赤茶色で目を通る黒い帯があり、背面は灰褐色、下面は淡褐色。雌は全体に褐色。くちばしは鋭い鉤(かぎ)状をし、小動物を捕食。秋になると、獲物を木の枝などに...
りょう‐ぜつ【両舌】
仏語。十悪の一。二枚舌を使うこと。
りんぜつ【輪舌/倫説/林雪/林説】
俗箏(ぞくそう)・筑紫箏(つくしごと)などで、特に細かい手法を用いる純器楽曲の曲名。のちの「乱(みだれ)(乱輪舌)」の原形とされるもので、三味線・一節切(ひとよぎり)などにも移されている。