しゃり‐だま【舎利玉】
握り鮨(ずし)にするための、小さく固めた酢飯。→舎利3
しゃり‐でん【舎利殿】
仏舎利を安置した建物。一般に方形で、中央に舎利塔を置く。
しゃり‐とう【舎利塔】
仏舎利を納める塔。仏塔を意味するが、中国・日本などでは室内に安置する仏塔形の小型の工芸品をさすことも多い。後世、水晶珠など小粒の硬い石を納め、仏舎利と同様に尊崇した。
しゃり‐ばて【舎利ばて】
《「舎利」は米の意》登山、サイクリングなど長時間の運動の途中で急に筋力が抜け、動けなくなる現象。肝臓、筋肉に貯えられたグリコーゲンが消費し尽くされて起こるという。ぶどう糖など甘いものをとると直る...
しゃり‐ぶくろ【舎利袋】
携行できる大きさの、仏舎利を入れる袋。
シャリベツ【舎利別】
《(オランダ)siroopの音訳から》白砂糖を煮詰めた濃厚な液。シロップ。「—と氷水で清新なうまい飲みものになった」〈野上・真知子〉
しゃり‐ほう【舎利法】
密教で、仏舎利を本尊として行う修法。
セイミ【(オランダ)chemie】
化学の日本における旧称。幕末から明治初期にかけて使われた語。セイミ学。 [補説]「舎密」とも書く。
セイミかいそう【舎密開宗】
江戸後期の翻案化学書。21巻。天保8年(1837)刊の日本最初の化学書。英国人W=ヘンリー原著のドイツ語訳をさらにオランダ語訳した本を宇田川榕庵が訳し、自らの実験や考察を加えたもの。
セーデル【(オランダ)cider】
サイダー。 [補説]「舎的爾」とも書く。