おとめのみっこく【乙女の密告】
赤染晶子の小説。外国語大学を舞台に、アンネ=フランクと現代女性の邂逅(かいこう)を描く。平成22年(2010)、第143回芥川賞受賞。
オトラント【Otranto】
イタリア南部、プーリア州の港町。アドリア海のオトラント海峡に面し、イタリア半島最東端に位置する。古代ギリシャの植民都市が置かれ、古代ローマ時代はヒドルントゥムと呼ばれていた。11世紀から15世紀...
おどり・でる【躍り出る】
[動ダ下一] 1 飛び跳ねるようにして、勢いよく出てくる。「舞台に—・でる」 2 目立つ地位・場所に、はなばなしく登場する。「首位に—・でる」
おはらめしませ【お腹召しませ】
浅田次郎の時代小説。および同作を表題作とする小説集。武士の本義が薄れつつある幕末維新期を舞台に、最後の侍たちの姿を描く。平成18年(2006)刊行。第1回中央公論文芸賞、第10回司馬遼太郎賞受賞。
オフ‐ショルダー【off-shoulder】
《肩から離れた、の意》えりぐりが、両方の肩が出るほど大きく開いている洋服。イブニングドレスや舞台衣装などに多い。
オペラ【(イタリア)opera】
歌唱を中心にして演じられる音楽劇。16世紀末イタリアで誕生。管弦楽を伴奏とし、扮装(ふんそう)した歌手が舞台上で演技を行う。歌劇。 [補説]語源はラテン語で、骨折りの意。
オペレーション‐ローリー【Operation Raleigh】
1984年から4年間、世界各地を舞台に行われた冒険行事。各国の若者たちが旅をしながら、探検や調査、ボランティア活動などを通じて、現代では見失われた冒険精神を呼び起こし、国際的連帯感を育むことを目...
お‐めみえ【御目見/御目見得】
[名](スル) 1 貴人や目上の人に会うこと。お目にかかること。「社長に—する」 2 新しくできたものなどが、初めて人々の前に姿を現すこと。「近く新車が—する」 3 歌舞伎などで、俳優が初めて、...
おもいでをうるおとこ【思ひ出を売る男】
加藤道夫の戯曲。1幕。昭和26年(1951)「演劇」誌に発表。翌年、著者自身によりラジオドラマ化。舞台初演は昭和28年(1953)、文学座による。同年、黛敏郎作曲・近藤玲子の振り付けによりバレエ化。
おも‐らか【重らか】
[形動ナリ]「重りか」に同じ。「小さき唐櫃(からびつ)の、金物したるが、いと—なるを」〈増鏡・おどろの下〉 「大の男の—に歩みなして舞台に上り」〈義経記・六〉