しち‐さん【七三】
1 物を7対3の割合で分けること。「利益は—に配分する」 2 髪の毛を左右に7分3分のところから分けること。七三分け。「髪を—に分ける」 3 歌舞伎劇場の本花道で、揚げ幕から7分、舞台から3分の...
しちにんみさき【七人みさき】
秋元松代の戯曲。昭和45年(1970)にNHKで放映された同名のテレビドラマのシナリオを舞台劇用に書き換えたもの。昭和50年(1975)発表。同年、第27回読売文学賞戯曲賞受賞。翌昭和51年(1...
して‐ばしら【仕手柱】
能舞台で、本舞台の向かって左側奥の、橋懸かりと舞台とが接する所の柱。シテの動作の起点・終点になる。
しのいずみ【死の泉】
皆川博子の長編小説。第二次大戦下と戦後ドイツを舞台とする幻想的作品。平成9年(1997)刊行。翌年、第32回吉川英治文学賞受賞。
しのぶがわ【忍ぶ川】
三浦哲郎の短編小説。東京の下町と東北を舞台に、複雑な事情を背負う男女の純愛を描く。昭和35年(1960)発表。同年、第44回芥川賞受賞。
を原作とする映画。熊井啓監督・脚本、昭和47年(1...
しば‐い【芝居】
1 《5などに由来》歌舞伎などの興行物。しばや。「—好き」「—通」 2 役者などが演技をすること。また、その演技。「いい—をする」 3 計画的に人をだますためのこしらえごと。狂言。「ひと—打つ」...
しばい‐え【芝居絵】
歌舞伎を題材にした絵画の総称。劇場・舞台面・役者などを描いた浮世絵に多い。
しばい‐こ【芝居子】
芝居の俳優。特に、歌舞伎の少年俳優。舞台子。「里の小娘をそそのかし、—に気をとられ」〈浮・一代男・五〉
しばい‐ばんづけ【芝居番付】
歌舞伎などで、興行の宣伝、狂言の案内のために作られた印刷物。上演月日・場所・演目・配役・舞台面の絵などを記したもの。顔見世番付・辻番付・絵本番付などがある。
しば‐でんがく【芝田楽】
舞台を作らずに、神社の社頭の庭で演じる田楽。