シブヤン‐かい【シブヤン海】
《Sibuyan Sea》フィリピンのルソン島とミンドロ島に囲まれた海域。第二次大戦末期、日米海戦の舞台となった。
しほう‐しょうめん【四方正面】
1 東西南北の四方と自分が向かっている正面。四方八方。 2 四方のどこから見ても正面として見えること。また、そのような建築物や彫刻など。 3 能で、普通は舞台の前面を正面として舞うのに対して、前...
しまい‐ばしら【仕舞柱】
近世初期の芝居小屋で、舞台端の柱のこと。ひいきの客から俳優に贈られた花(祝儀)などを挿しておいた柱。能舞台の目付柱(めつけばしら)にあたる。
しまばら‐きょうげん【島原狂言】
明暦(1655〜1658)ころから寛文(1661〜1673)にかけて流行した、京都の島原遊郭を舞台とする傾城(けいせい)買いの様子を演じた歌舞伎狂言。のち京都では、歌舞伎狂言そのものを意味するよ...
しも‐ざ【下座】
1 人々が並んですわるとき、目下の者がすわる座席。末席。げざ。⇔上座(かみざ)。 2 芝居の舞台で、客席から見て左の方。げざ。⇔上座。
しも‐て【下手】
1 下の方。下座(しもざ)の方。「—に座をとる」⇔上手(かみて)。 2 川の流れていく方。下流。⇔上手(うわて・かみて)。 3 芝居の舞台の、客席から見て左の方。⇔上手(かみて)。
しゃえいはるかなくに【斜影はるかな国】
逢坂剛の長編小説。平成3年(1991)刊。内戦時代と現在のスペインを舞台とするミステリー。
しゃ‐まく【紗幕】
紗のような薄い布地で作られた幕。照明の位置により幕の内側が見えたり見えなかったりするので、演劇の舞台などに用いられる。
シャモニーのリンダ【(イタリア)Linda di Chamounix】
ドニゼッティのイタリア語によるオペラ。全3幕。1842年初演。フランスのシャモニーとパリを舞台に、小作人の娘リンダと画家のカルロの恋の行方を描いた作品。リンダの独唱「この心の光」が有名。
しゃ‐りん【車輪】
1 車の輪。また、車。 2 俳優が舞台を一生懸命に務めること。転じて、休むことなく一生懸命に物事をすること。大車輪。「—になって、万事万端の世話を焼いた」〈芥川・枯野抄〉 3 器械体操の鉄棒や平...