ほん‐こ【本子】
1 血を分けた本当の子。実子(じっし)。「わらはに—なければ」〈浄・用明天王〉 2 歌舞伎若衆で、色子(いろこ)に対して、舞台を主とする者。「耳すこし小さくて、—には仕立てがたし」〈浮・胸算用・四〉
ほん‐はなみち【本花道】
歌舞伎劇場で、舞台に向かって左の方(下手)にある常設の花道。右の方(上手)に仮設される仮花道に対していう。
ほん‐ぶたい【本舞台】
1 歌舞伎の劇場で、花道・付け舞台などを除いた正面の舞台。もと、左右の大臣柱の間の三間を限った舞台をいった。 2 地方の劇場の舞台に対して、中央の劇場の舞台。転じて、本式に事を行う晴れの場所。ひ...
ぼうきょう【望郷】
池谷信三郎の小説。大正14年(1925)発表。自身のドイツ留学の体験を描き、「時事新報」の懸賞小説に当選、同紙に連載される。 《(フランス)Pépé le Moko》フランス映画。ジュリアン...
ぼくのちいさなそこく【ぼくの小さな祖国】
胡桃沢耕史の小説。昭和57年(1982)刊。南米を舞台とする冒険小説。
ボリーバル‐ひろば【ボリーバル広場】
《Plaza de Bolívar》コロンビアの首都ボゴタの旧市街にある広場。ボゴタ大聖堂・国会議事堂・市庁舎・裁判所に囲まれ、中央に南アメリカ独立運動の指導者ボリーバルの像が立つ。 《Pl...
ボルポーネ【Volpone】
ジョンソンの戯曲。1606年、ロンドンのグローブ座で初演。イタリアのベネチアを舞台に強欲な老人の姿を風刺的に描く。邦題は「ボルポーニ」ともする。
ボロジノ【Borodino/Бородино】
ロシア連邦西部、モスクワ州の村。同州西部、首都モスクワの西約120キロメートルに位置する。1812年にロシア軍とナポレオン1世率いるフランス軍が戦ったボロジノの戦いの舞台として知られる。当時の古...
ボーダー‐ライト【border light】
舞台の上部に数列にわたってつるし、舞台全体に均一な照明を行う照明器具。
ボーリュ‐げきじょう【ボーリュ劇場】
《Théâtre de Beaulieu》スイス西部の都市ローザンヌにある劇場。1954年に建造。舞台は観客側に対して約3.5パーセントの傾斜がついていることで知られる。フランスの舞踏家モーリス...