はおり‐おとし【羽織落(と)し】
歌舞伎で、色男役がぼうっと魂が抜けたようになり、着ている羽織がいつのまにか脱げ落ちてしまう所作。
ハカ【(マオリ)haka】
1 マオリ族の民族舞踊。もとは戦闘に際して、味方の士気を高めたり相手を威嚇したりするために踊られた。現在では結婚式や葬儀などでも披露される。 2 ラグビーで、オールブラックス(ニュージーランド代...
は‐かぜ【羽風】
1 鳥や虫が羽を動かすときに起きる風。 2 舞う人の袖の動きが起こす風。「求子(もとめご)舞ひてかよる袖どものうち返す—に」〈源・匂宮〉
はかた‐にんぎょう【博多人形】
博多地方から産する人形。粘土を素焼きにして彩色を施したもの。能・歌舞伎・浮世絵などから取材したものが多い。
は‐がたき【端敵】
歌舞伎の役柄の一。立敵(たてがたき)に対して、安っぽい端役の敵役。
はき‐はき
[副](スル) 1 話し方・態度・性格・行動などがはっきりしているさま。「質問に—(と)答える」「—した振る舞い」「ぱっちりとさめている母は—万端の事務をさばいて」〈蘆花・思出の記〉 2 考え方...
は‐きょう【破鏡】
1 割れた鏡。 2 夫婦が離縁すること。離れて暮らすことになった夫婦が、鏡を二つに割ってそれぞれの一片を持ち、愛情のあかしとしたが、妻が不義を働いたためにその一片がカササギとなって夫の所へ舞い戻...
はくいのふじん【白衣の婦人】
《原題、(フランス)La Dame blanche》ボアエルデュー作曲のオペラ。3幕。1825年パリで初演。スクリーブ脚本。ウォルター=スコットの二つの小説に基づく。スコットランドを舞台に白衣の...
はこ‐うま【箱馬】
1 高い所の物を取るときなどに使う踏み台。 2 写真や映画などの撮影の際に、被写体を載せるなどの用途で使う台。 3 演劇で、二重舞台を作るための木箱。大きさは、ふつう6寸×1尺×1尺または6寸×...
はごろも【羽衣】
謡曲。三番目物。羽衣伝説に取材。漁師白竜(はくりょう)が三保の松原で天人の羽衣を見つけ、これと引き替えに天人の舞を所望する。
箏曲(そうきょく)。組歌。作曲者は北島検校とも牧野検校ともいう。...