イブニング‐ドレス【evening dress】
晩餐会(ばんさんかい)・舞踏会などに着用する正式の礼服。一般には女性用夜会服をいい、袖なしで、胸・背を大きくあけ、裾(すそ)が長い。夜会服。
いぼ‐うじり【疣毟】
《「いぼむしり」の音変化》カマキリの古名。「囃せば舞ひ出づる—、蝸牛(かたつぶり)」〈梁塵秘抄・二〉
いまようさつまうた【今様薩摩歌】
岡鬼太郎による新歌舞伎。2幕5場。大正9年(1920)、市川左団次一座が新富座で初演。並木五瓶の代表作「五大力恋緘(こいのふうじめ)」を改作したもの。
イメージング‐サイトメトリー【imaging cytometry】
サイトメトリーの一。蛍光標識した細胞をレーザー光などで走査し、個々の細胞の情報や細胞集団の統計的振る舞いを、画像処理技術で抽出する分析手法のこと。イメージサイトメトリー。ICM(imaging ...
いもがゆ【芋粥】
芥川竜之介の短編小説。大正5年(1916)9月、雑誌「新小説」に発表。「今昔物語集」および「宇治拾遺物語」に取材しており、平安朝を舞台にした王朝ものの作品のひとつ。
い‐もん【慰問】
[名](スル)不幸な境遇の人や、災害・病気で苦しんでいる人などを見舞うこと。「老人ホームを—する」「—品」
いやひけ‐に【弥日異に】
[副]日を追っていよいよ。日増しに。「常なりし笑まひ振る舞ひ—変はらふ見れば悲しきろかも」〈万・四七八〉
いり‐あや【入綾】
舞楽で、退場するとき、舞いながら舞台を降りる演出。また、その舞。入舞(いりまい)。
いり‐おんじょう【入(り)音声】
舞楽で、当曲を舞いおわって舞人が退場するときに奏する楽。
イリス【(イタリア)Iris】
マスカーニのイタリア語によるオペラ。全3幕。1898年初演。江戸時代の日本を舞台に、盲目の父と暮らす娘イリスが騙されて遊郭に売られる悲劇を描いた作品。題名はイタリア語でアヤメを意味する。