ひたい【額】
1 顔の上部の、髪の生えぎわと眉(まゆ)との間の部分。おでこ。 2 冠・烏帽子(えぼし)などの前額に当たる部分。厚額(あつびたい)・薄額(うすびたい)・透き額などがある。 3 (「蔽髪」と書く)...
ひたち‐ふうりゅうぶつ【日立風流物】
茨城県日立市の神峰(かみね)神社の祭礼に出す山車(だし)と、その上で行われるからくり人形芝居。山車は高さ約15メートル、5段に分かれた舞台上で「太平記」や「仮名手本忠臣蔵」などが演じられる。国の...
ひだか‐がわ【日高川】
和歌山県中部を流れる川。奈良との県境にある護摩壇(ごまだん)山に源を発して南流したあとほぼ西流し、御坊市で紀伊水道に注ぐ。長さ115キロ。
和歌山県中部の町。
の中流域を占める。
浄瑠...
ひだり‐うま【左馬】
「馬」の字を左右反転させたもの。縁起のよい図柄とされる。 [補説]馬は左側から乗ると倒れないとされるため、また「うま」を逆さに読んだ「まう(舞う)」が祝い事を連想させるためなど、由来には諸説がある。
ひっかき‐まわ・す【引っ掻き回す】
[動サ五(四)] 1 乱暴にかきまわす。「道具箱の中を—・す」 2 かってに振る舞って秩序を乱す。混乱させる。「会議を一人で—・す」
ひっ‐こみ【引っ込み】
1 引いてきて中に入れること。引き込み。 2 その場やその物事から身を引くこと。「—際が肝心だ」 3 歌舞伎で、役者が舞台から退場すること。また、そのときの演技・演出。「花道の—」
ひっ‐さ・げる【引っ提げる/引っ下げる】
[動ガ下一][文]ひっさ・ぐ[ガ下二] 1 大きなもの、目立つものなどを手にさげて持つ。「大荷物を—・げて出発する」 2 引き連れる。伴う。「取り巻き連を—・げて現れる」 3 行動に出るに当たっ...
ひってん
[名・形動]《江戸時代天明(1781〜1789)ごろに流行した語。歌舞伎界から出た語という》何もないこと。貧乏なこと。また、そのさま。無一物(むいちもつ)。「姉女郎の道具身の廻りの—な上」〈洒・...
ひっぱり‐の‐みえ【引っ張りの見得】
歌舞伎の見得の一。各人物が互いに心理的に引っ張り合っているような緊張した形に静止する演技。多く幕切れに用いる。
ひつ‐ぐう【匹偶/匹耦】
[名](スル)夫婦となること。また、夫婦。つれあい。配偶。「男女—して相い踏舞し」〈村田文夫・西洋聞見録〉