ぶんけ【分家】
伊藤左千夫による自伝的小説。著者唯一の長編小説で、明治44年(1911)3〜7月に正編、明治45年(1912)3〜7月に続編を、いずれも「東京日日新聞」に連載。九十九里の農村を舞台に、農家の次男...
ぶんしちもとゆい【文七元結】
人情噺(ばなし)。三遊亭円朝作。侠気(おとこぎ)のある左官の長兵衛が、自分の娘を売った金で文七という身投げ男を救う。それが縁で娘は身請けされ、文七と夫婦になり、文七元結を売り出す。歌舞伎にも脚色...
ぶん‐の‐まい【文の舞】
舞楽の舞姿からの分類の一。襲装束(かさねしょうぞく)の四人から八人が緩やかな動きで舞う。万歳楽・延喜楽など。平舞(ひらまい)。⇔武の舞。
ぶん‐まわし【ぶん回し】
1 コンパス1のこと。 2 歌舞伎で、回り舞台のこと。
ぶんや【文屋】
歌舞伎舞踊。清元。松本幸二作詞、初世清元斎兵衛作曲。五変化舞踊「六歌仙容彩(ろっかせんすがたのいろどり)」の一つとして、天保2年(1831)江戸中村座初演。文屋康秀(ふんやのやすひで)が官女を相...
ぶんやごろし【文弥殺し】
歌舞伎狂言「蔦紅葉宇都谷峠(つたもみじうつのやとうげ)」の通称。
ブーレ【(フランス)bourrée】
17、8世紀の組曲に広く用いられたフランスの舞曲。速い二拍子。ブレー。
プエルタ‐デル‐ソル【Puerta del Sol】
スペインの首都、マドリードの中心部にある「太陽の門」を意味する広場。マドリード自治政府庁が置かれ、主要幹線道路の起点になっている。18世紀の民衆暴動の発端になったエスキラーチェの乱、1812年の...
プラズモン【plasmon】
プラズマ中の電子の集団運動による振動を量子化した際、粒子として振る舞うもの。光を照射した金属表面の電子振動などに見られる。
プラットホーム【platform】
《「プラットフォーム」とも》 1 演壇・講壇などの壇。また、舞台。重量挙げで、競技(試技)を行う場についてもいう。 2 電車・列車への乗客の乗り降り、貨物の積み下ろしのため、線路に沿って築いた駅...