みえ【見え/見栄/見得】
《動詞「みえる」の連用形から。「見栄」「見得」は当て字》 1 見た目。外観。みば。「—を飾る」 2 (見栄)見た目の姿を意識して、実際以上によく見せようとする態度。「—で英字新聞を読む」 3 (...
みえ‐しらが・う【見えしらがふ】
[動ハ四]人目を引くように振る舞う。「つねに—・ひ歩(あり)く」〈枕・八七〉
みかわ‐や【三河屋】
歌舞伎俳優の市川団蔵、およびその一門の屋号。
みがわりざぜん【身替座禅】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)・長唄。新古演劇十種の一。岡村柿紅(おかむらしこう)作詞、7世岸沢式佐・5世杵屋巳太郎(きねやみたろう)作曲。明治43年(1910)東京市村座初演。狂言「花子」を舞...
み‐こ【巫女/神子】
1 神社に属し、神楽を舞ったり神事に奉仕して神職を補佐する女性。かんなぎ。 2 祈祷・卜占(ぼくせん)や死者の口寄せをする女性。東北地方のいたこ、沖縄地方のゆたなどの類。ふじょ。「恐山(おそれざ...
み‐こうのこ【御神の子】
《「みかみのこ」の音変化》神に奉仕する少女。また、神楽(かぐら)を舞うみこ。みかんなぎ。「み神楽の日になりて…—四人さぶらふ」〈宇津保・嵯峨院〉
みこ‐まい【巫女舞】
巫女による神楽の舞。太鼓・笛・銅拍子(どびょうし)などの伴奏で、鈴・榊(さかき)・笹・扇・幣束などを持って舞う。
みじか‐やか【短やか】
[形動ナリ]いかにも短いさま。みじからか。「御格子を—にし渡して」〈栄花・鳥の舞〉
み‐じんまく【身慎莫】
1 身なりを整えること。みじたく。「はやく切あげて、脱しようと—をしている最中」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 自分のことをきちんと自分で行うこと。自分で生計を立てること。「自分の—もする代りに、病人の...
みす‐うち【御簾内】
1 垂れ下がったみすの内側。 2 人形浄瑠璃の劇場で、舞台上手上部のすだれの内側の狭い部屋。修業中の太夫(たゆう)・三味線弾きの演奏場所。転じて、未熟な義太夫語り。 3 歌舞伎で、すだれの掛かっ...