ミデス【Mides】
チュニジア南部の山岳オアシスの村。アルジェリアとの国境近くに位置する。古代ローマ時代にはマデスとよばれた。ベルベル人の住居跡があるほか、深く刻まれた峡谷の景観美で知られ、観光地として人気がある。...
み‐どり【見取り】
1 見て多くのものの中から選び取ること。「より取り—」 2 歌舞伎・人形浄瑠璃で、通し狂言にせず、見所のある幕・段を選び集めて上演すること。宝暦(1751〜1764)ごろに始まり、歌舞伎で明治以...
みどりのやかた【緑の館】
《原題Green Mansions》ハドソンの小説。1904年刊。南米の密林を舞台とするファンタジックな冒険活劇。
みなみたいへいよう【南太平洋】
《原題South Pacific》ロジャース作曲、オスカー=ハマースタイン2世作詞・脚本によるミュージカル。1949年ブロードウエーで初演。第二次大戦中の南太平洋を舞台に、海兵隊員と島の娘、およ...
みなみ‐ちしま【南千島】
千島列島のうち、南の択捉(えとろふ)・国後(くなしり)・色丹(しこたん)・歯舞(はぼまい)などの島々。第二次大戦後、ソ連の統治下となったが、日本が返還を主張している。
みなわしゅう【美奈和集】
森鴎外の作品集。明治25年(1892)刊。小説「うたかたの記」「舞姫」「文づかひ」などを収める。のち「水沫(みなわ)集」と改題。
みはてぬゆめ【見果てぬ夢】
李恢成(イフェソン)の長編小説。昭和52年(1977)から昭和54年(1979)にかけて全6巻を刊行。韓国のソウルを舞台に、土着の社会主義を目指す人々の苦悩を描く。
みばえげんじみちのくにっき【莩源氏陸奥日記】
歌舞伎狂言。時代物。一幕。河竹黙阿弥作。明治19年(1886)東京新富座初演。義経記に取材した活歴物で、のち新歌舞伎十八番に加えられた。通称「伊勢三郎」。
みぶり‐きょうげん【身振り狂言】
歌舞伎で、せりふを言わず、浄瑠璃に合わせて身振りだけで演じる狂言。首振り芝居。身振り芝居。
みまい‐じょう【見舞(い)状】
見舞いの手紙。