やけ【自棄】
[名・形動]《「焼け」と同語源》物事が自分の思いどおりに運ばなくて、どうにでもなれという気持ちになり、思慮のない乱暴な振る舞いをすること。また、そのさま。やけくそ。自暴自棄。「—を起こす」「—な...
やけ‐ぶとり【焼け太り】
[名](スル) 1 火災にあったあと、保険金や見舞金によって、以前よりも生活や事業が豊かになること。 2 転じて、危機や災難を逆に利用して利益を得たり、事業規模を大きくしたりすること。
や‐ごう【屋号】
1 家屋敷の各戸につける姓以外の通称。先祖名、職業名、家の本家・分家関係などによって呼び分けた。家名(いえな)。門名(かどな)。 2 商店の商業上の名。生国や姓の下に「屋」をつけたものが多い。「...
やさ‐がた【優形】
[名・形動] 1 姿かたちが美しいこと。上品にすらりとやせていること。また、そのさま。「—な(の)人」 2 気だてや振る舞いなどのやさしいこと。しとやかで優美なこと。また、そのさま。「かの女法師...
やしま【屋島】
香川県高松市北東部にある半島。溶岩台地で、南北2嶺があり、南嶺に屋島寺がある。もとは島で、源平屋島の戦いの古戦場。
(観世流以外は「八島」と書く)謡曲。二番目物。世阿弥作とされる。平家物語な...
やすくに‐どおり【靖国通り】
東京都中央区東日本橋から新宿区歌舞伎町までの道路の呼び名。靖国神社を経由する。
やすな【保名】
歌舞伎舞踊。清元。篠田金治作詞、清沢万吉作曲。七変化舞踊「深山桜及兼樹振(みやまのはなとどかぬえだぶり)」の一。文政元年(1818)江戸都座初演。浄瑠璃「蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちか...
や‐たい【屋台/屋体】
1 道路・広場などで立ち売りの商売をするための台を設けた、屋根付きの小さな店。台車をつけたり、自動車を改造したりして移動できるものもいう。屋台店。床店(とこみせ)。 2 祭礼のときなどに、飾り物...
やたい‐くずし【屋台崩し】
歌舞伎などで、舞台の建物が崩れたり倒れたりする場面を見せる仕掛け。また、その場面。
やたい‐ばやし【屋台囃子】
1 祭礼で、屋台をひくときなどに用いる囃子。多くは、囃子方が屋台に乗って演奏する。馬鹿囃子。 2 歌舞伎下座音楽の一。1を取り入れたもの。祭礼の場面または世話物の立ち回りなどに用いる。