えん‐が・る【艶がる】
[動ラ四]あだっぽく振る舞う。風流ぶる。「—・り、よしめくかたはなし」〈紫式部日記〉
えん‐ぎ【演技】
[名](スル) 1 見物人の前で芝居・曲芸・歌舞や、体操などの技を行って見せること。また、その技。「模範—」 2 本心を隠して見せかけの態度をとること。「ことさらに仲のよさを—する」
えんぎらく【延喜楽】
雅楽の舞曲。高麗楽(こまがく)の一。高麗壱越(こまいちこつ)調の中曲。四人舞。延喜年間(901〜923)の作といい、万歳楽の答舞としてめでたいときに舞う。花栄楽。
えんけい‐げきじょう【円形劇場】
1 中央を舞台とし、その四方を囲むように観客席を配した劇場形式。また、それを用いる上演形式。 2 古代ローマで、剣闘士の試合などを見せるための円形・楕円形の建造物。競技の場を中心に同心円状、階段...
えん‐けん【遠見】
[名](スル) 1 遠くを見ること。遠望。とおみ。「峠から村落の灯を—する」「かの滋藤(しげふぢ)漫々たる海上を—して」〈平家・五〉 2 将来のことを見通すこと。「大利の基いをひらくの理だから、...
えん‐げい【演芸】
公衆の前で演じられる落語・漫才・講談・浪曲・曲芸・奇術その他、庶民的な演劇・音楽・舞踊などの芸。「—会」
えん‐げき【演劇】
観客を前に、俳優が舞台で身ぶりやせりふで物語や人物などを形象化し、演じて見せる芸術。舞台装置・照明・音楽など視覚・聴覚上の効果を伴う総合芸術。芝居。劇。
えんげきかいりょう‐うんどう【演劇改良運動】
明治初期から20年代にかけて行われた、歌舞伎を近代化しようとする改革運動。急激すぎて一般観客から遊離し、十分な成果は上がらなかった。
えんしょう‐び【煙硝火】
歌舞伎の小道具。幽霊や化け物などの出る場面で、また、銃砲を撃つ場面で、火薬を発火させて見せる火。
えん‐じゃ【演者】
《「えんしゃ」とも》 1 テレビ・舞台などに出て、芸や劇を演じる人。出演者。 2 演説をする人。