おやじ‐がた【親仁方/親仁形】
歌舞伎で、老人の役。また、それに扮(ふん)する役者。
おやま【女形/女方/お山】
《「おやまにんぎょう」から出た語という》 1 歌舞伎のおんながた。また、操り人形の女役の人形。 2 上方で、遊女。「昼三とやらいふ—を買うたが」〈滑・膝栗毛・三〉 3 美しい女。「今の世までも眉...
おやま‐ばやし【飾山囃子】
民俗芸能の一。秋田県仙北市角館(かくのだて)地区で、9月7〜9日の神明社の祭礼に行われる歌舞。飾山という人形などを飾った山車(だし)の上で演じる。
おや‐め・く【親めく】
[動カ四]親らしく振る舞う。「大方の事どもはとりもちて、—・き聞こえ給ふ」〈源・絵合〉
オラン【Oran】
アルジェリア北西部の港湾都市。地中海に面する。アラビア語名ワフラーン。10世紀にスペインのイスラム教徒によって建設され、オスマン帝国支配を経て、フランスの植民地として発展。独立まで、ヨーロッパ人...
オランダ‐びょう【オランダ病】
天然資源の輸出拡大が国内製造業を衰退させる現象。外貨収入が急増し、一時的に好況を呈するが、自国通貨の高騰や労働者賃金の上昇を招き、製造業の国際競争力が低下。経済が悪化し、失業率が高まる。1970...
おり‐かがみ【折り屈み】
《腰やひざを折ってかがむ意から》立ち居振る舞い。行儀作法。「三つ指づきの—が、こんな中でも打ち上がる」〈鏡花・歌行灯〉
オリッシ【Orissi】
インド東部のオリッサ州に伝承される舞踊。女性のソロによる優雅な舞踊。
おり‐みまい【折見舞い】
寒暑の折などの見舞い。時候のあいさつ。「聟入りといふは一代に一度の物で、其の後行くは、時の—でおりゃる」〈虎寛狂・庖丁聟〉
おり‐め【折(り)目】
1 紙・衣服などを折りたたむときにできる境目の筋。「ズボンに—をつける」 2 物事のくぎり。けじめ。「生活に—をつける」 3 立ち居振る舞い。行儀作法。 4 よい折。機会。〈日葡〉