やかた‐ぶね【屋形船】
屋形を設けた船。2階屋形もある。多くは、川や海辺での遊覧用。
やぐら‐ぶね【櫓船】
船上に櫓を設けた和船。戦国時代の軍船などにみられる。
やね‐ぶ【屋根船】
「やねぶね」の略。「—から刷毛先(はけさき)いぢりいぢり出る」〈柳多留・一四〉
やね‐ぶね【屋根船】
屋根板が葺(ふ)いてある小船。大型の屋形船(やかたぶね)と区別した江戸での呼称。やねぶ。
ゆきみ‐ぶね【雪見船】
雪見のために仕立てた船。雪見の人が乗る船。《季 冬》
ゆさん‐ぶね【遊山船】
遊山客を乗せる船。
ゆ‐ぶね【湯船/湯槽】
1 入浴用の湯を入れ、人がその中に入る大きな箱または桶。浴槽。 2 江戸時代、船内に浴槽を設け、停泊中の船を回り、料金を取って船乗りや客を入浴させた船。
よいどれぶね【酔いどれ船/酩酊船】
(酔いどれ船)《原題、(フランス)Le Bateau ivre》ランボーによる長編韻文詩。1871年、著者17歳のときの作品で、ベルレーヌに絶賛された。自筆原稿は現存せず、ベルレーヌの筆写原稿...
よつ‐の‐ふね【四つの船】
遣唐使の船。通常、一行が4隻の船に分乗したところからいう。
よど‐ぶね【淀舟/淀船】
近世、淀川およびその支流に就航し、貨客の運送にあたった川船。