こうかい‐し【航海士】
船舶職員の一。国家試験に合格し、海技免状を取得した者。甲板部乗組員の指揮監督や航海に関する職務を遂行する。
こうかい‐じゅつ【航海術】
船舶の航行に関する技術。船の位置を確認し、針路・航程などを測知する技術。
こうかい‐てんもんがく【航海天文学】
航海中の船舶が、天体の観測によって、自己の位置や方位などを知るための応用天文学の一分野。
こうかい‐とう【航海灯】
船舶が夜間に航行するときに安全を守るために掲げる灯火。檣灯(しょうとう)・舷灯(げんとう)・船尾灯などがある。
こうかい‐ひょう【航海表】
航海中の船舶が、天体を観測して自己の位置を算出したり、羅針盤の誤差を測定したりするためなどに用いる数表。
こうきゅう‐せんいん【高級船員】
海技免状を有する船舶職員および事務長・船医などの称。
こう‐こう【航行】
[名](スル)船舶や航空機が航路を行くこと。「太平洋を—する船」
こうこう‐えいせい【航行衛星】
電波を発して、航行中の船舶や航空機にその位置を教える働きをもつ人工衛星。航海衛星。
こうこう‐くいき【航行区域】
船舶が法令によって航行を認められる区域。平水区域・沿海区域・近海区域・遠洋区域に分かれ、船舶の大小・構造・設備に応じて定められる。航海区域。
こうさく‐せん【工作船】
1 艦船をドックに入れないで海上に浮上させたまま、修理したり装備したりすることができるように、工作機械を備えつけている特殊船。 2 ゲリラや特殊部隊などが他国に潜入する際に使用する船舶のこと。