ふな‐ばた【船端/舷】
船の左右のへり。舷(げん)。ふなべり。
ふな‐ばら【船腹】
「せんぷく(船腹)」に同じ。
ふなばら‐そう【船腹草】
キョウチクトウ科の多年草。山野に生え、高さ約60センチ。葉は広卵形で、対生。夏、葉の付け根に、黒紫色の花が密につき、舟形の実を結ぶ。
ふな‐ばり【船梁】
和船の両側の外板の間に横に渡し、支えとして水圧を防ぐ梁(はり)。
ふな‐ばんしょ【船番所】
江戸時代、主要な港湾や河岸、そのほかの要所に設けて、通行する船を検査し、税の徴収などにあたった役所。船改番所。
ふな‐ひき【船引き】
流れをさかのぼるときなどに、船に綱をつけ岸から引くこと。また、その人。
ふな‐ひじき【舟肘木】
舟形の肘木。また、この肘木で斗(ます)(斗形)を用いず直接桁(けた)を受ける形式。
ふな‐びと【船人/舟人】
1 船乗り。船方。 2 船に乗っている人。船客。
ふな‐びん【船便】
1 旅行や輸送に船を利用できること。船の便宜。「その島には一日三往復の—がある」 2 船で荷物・書簡などを送ること。また、その荷物・書簡。「本を—で出す」「—が届く」
ふな‐ぶぎょう【船奉行】
1 中世の武家の職名。軍船・水路・水軍のことを扱った役。 2 江戸幕府で、船手頭(ふなてがしら)のこと。