きんぷ‐せん【金峰山】
《「きんぶせん」とも》奈良県中央部、吉野山から山上ヶ岳に至る連峰の総称。また、山上ヶ岳の別称。金の御岳(みたけ)。御金(みかね)の岳。
きんぷせん‐じ【金峰山寺】
奈良県吉野山にある金峰山修験本宗の総本山。院号は蔵王堂院。役(えん)の小角(おづの)の草創と伝え、聖宝僧正(理源大師)の中興と伝える。蔵王堂・二王門(ともに国宝)を中心に金峰山一山は天台・真言両...
きんゆう‐ふあん【金融不安】
景気の後退や金融機関の経営悪化などで、金融市場や金融機関に対する信用度が低下して、経済の先行きに不安を感じること。金融機関の破綻(はたん)、不良債権の増加、株価の下落・低迷、信用逼迫(ひっぱく)...
きんらいふうていしょう【近来風体抄】
南北朝時代の歌論書。1巻。二条良基著。元中4年(1387)成立。頓阿・慶運・兼好ら同時代歌人についての短評、本歌取り・歌題・制詞などの論を収める。
ぎ‐がく【伎楽】
1 日本最初の外来楽舞で、こっけい・野卑な無言仮面劇。推古天皇20年(612)百済(くだら)の味摩之(みまし)が中国の呉(くれ)の国で学んで伝えたという。飛鳥(あすか)・奈良時代を最盛期として衰...
ぎ‐げん【偽言】
いつわりの言葉。うそ。虚言。「玉女は彼の—を信じたのだ」〈木下尚江・良人の自白〉
ぎ‐だん【疑団】
心の中にわだかまっている疑いの気持ち。「胸中の—は容易に解く由が無い」〈木下尚江・良人の自白〉
ぎふ【岐阜】
中部地方西部の県。もとの美濃(みの)・飛騨(ひだ)の2国にあたる。人口208.1万(2010)。
岐阜県南部の市。県庁所在地。提灯(ちょうちん)・うちわ・和傘などを特産し、既製服製造が盛ん。...
ぎょう‐じ【行事】
1 恒例として日を定め取り行う催し。「創立記念の—が執り行われる」「年中—」 2 おこない。行状。「第二を—自由の権という」〈小川為治・開化問答〉 3 平安時代、朝廷の諸儀式をつかさどった役。行...
ぎょうじゃ‐こう【行者講】
奈良県吉野の金峰山(きんぷせん)にある蔵王権現(ざおうごんげん)に参拝する信者の団体。山上参り。山上講。