くめ‐の‐さらやま【久米の佐良山/久米の皿山】
岡山県中北部の古い地名。もと久米郡佐良山村、現在は津山市内。[歌枕]「美作(みまさか)や—さらさらにわが名はたてじよろづよまでに」〈古今・神遊びの歌〉
くもず‐がわ【雲出川】
三重県中部を流れる川。三重・奈良両県の県境にある高見山地の三峰(みうね)山(標高1235メートル)に源を発し、北東流して伊勢平野を抜け津市香良洲(からす)町で伊勢湾に注ぐ。最上流域は室生(むろう...
くらがり‐とうげ【暗峠/闇峠】
大阪府東大阪市と奈良県生駒市との境にある、生駒山地の峠。近世、暗越奈良街道の交通の要地。
くらはし‐やま【倉橋山/倉椅山】
奈良県桜井市倉橋付近の山。付近の音羽山・多武峰(とうのみね)などとする説もある。[歌枕]「橋立ての—に立てる白雲見まく欲り我がするなへに立てる白雲」〈万・一二八二〉
くらべ‐うま【競べ馬】
古くからの乗馬競技。2頭または数頭で、一定の距離を競走して勝敗を争う。奈良・平安時代には宮中儀式の一つともされた。特に、賀茂の競べ馬は有名。きそいうま。きおいうま。駒競(こまくら)べ。競馬(けいば)。
くらやみ‐の‐きょうかい【暗闇の教会】
《Karanlık Kilise》トルコ中央部、カッパドキア地方の町ギョレメにある岩窟教会。イスラム教徒による迫害を逃れてキリスト教徒が造った、岩窟教会や修道院が集まるギョレメ野外博物館の教会の...
クリーン‐ディーゼルしゃ【クリーンディーゼル車】
従来のディーゼルエンジンに比べて二酸化炭素や粒子状物質(PM)・窒素酸化物(NOx)の排出量が少なく、燃費効率が良いディーゼル自動車。クリーンディーゼル自動車。CDV(clean diesel ...
くる‐びょう【佝僂病】
ビタミンDの欠乏や日光に当たることの少ないのが主な原因で、骨の形成が不良となり、脊椎・四肢骨などの曲がる小児の病気。グリソン病。成人の場合は骨軟化症という。
くるめ‐つつじ【久留米躑躅】
ツツジ科の常緑低木。ミヤマキリシマの一品種で、久留米地方で改良されたもの。
クレチン‐びょう【クレチン病】
《(ドイツ)Kretinismus》生まれつき甲状腺がないか、甲状腺ホルモンをつくる機能が弱い病気。身体的・精神的発達は著しく不良で、特殊な顔つきと手足の短い異常体形を呈する。