めん‐しょく【面色】
かおいろ。顔色(がんしょく)。「—忽ち変って土の如く」〈露伴・新浦島〉
もえぎ‐いろ【萌葱色】
「萌葱1」に同じ。
もくらん‐じき【木蘭色】
染め色の名。赤みのある灰黄色。きつるばみ。こうぞめ。
もも‐いろ【桃色】
1 桃の花の色。うすい赤色。淡紅色。ピンク。 2 男女間の色情に関すること。「—遊戯」
ももはな‐いろ【桃花色】
桃の花のような色。鮮やかな淡赤色。
もりあげ‐ざいしき【盛(り)上げ彩色】
日本画で、盛り上げ2のこと。
や‐いろ【矢色】
放たれて、飛んでいく矢の勢い。「切って放したる—、弦音(つるおと)、弓倒し」〈太平記・一二〉
やき‐いろ【焼(き)色】
焼いたときに表面につく色。「ステーキに—をつける」「—の美しい陶器」
やしお‐の‐いろ【八入の色】
いく度も繰り返し染め汁に浸して染めた濃い色。「竹敷のうへかた山は紅の—になりにけるかも」〈万・三七〇三〉
や‐しょく【夜色】
夜の景色。夜景。また、夜の気配。夜の風情。「淡月朦朧として、光なく、—転(うた)た凄然たり」〈竜渓・経国美談〉