あかめ‐いも【赤芽芋】
里芋の一品種。葉の根元が紫色を帯びた赤色で、芋はぬめりが少ない。
いし‐いも【石芋】
1 日本の伝説で、硬くて食べられない芋。芋を乞うた旅の僧に、石芋だとうそをついて与えなかったため、その後その土地には石のような芋しかできなくなったという。僧を弘法大師とするものが多い。 2 オラ...
いしやき‐いも【石焼(き)芋】
焼けた小石の中で焼いたサツマイモ。《季 冬》
いちょう‐いも【銀杏芋】
ナガイモの栽培品種。芋が扁平でイチョウの葉の形をしている。
いも【芋/薯/藷】
1 植物の根や地下茎が肥大して、でんぷんなどの養分を蓄えているものの総称。ヤマノイモ・サトイモ・サツマイモ・ジャガイモなど。《季 秋》「—の露連山影を正しうす/蛇笏」 2 (多く接頭語的に用いて...
う【芋】
[常用漢字] [音]ウ(呉)(漢) [訓]いも 〈ウ〉イモ類の総称。「海芋(かいう)」 〈いも〉「芋蔓(いもづる)/里芋」 [難読]芋茎(ずいき)・芋苗(ずいき)
うも【芋】
イモの古名。「意吉麻呂(おきまろ)が家なるものは—の葉にあらし」〈万・三八二六〉
えぐ‐いも【蘞芋】
サトイモの一品種。子芋を多くつける。塊茎・葉柄(ようへい)ともに味がえぐいが、貯蔵して軟化すれば、えぐみがなくなる。《季 秋》
えび‐いも【海老芋/蝦芋】
サトイモの一品種。形はエビ状で、柔らかい。京都市の東寺付近で栽培され、京都名物料理の芋棒(いもぼう)に使う。京芋。《季 冬》
御平(おひら)の長芋(ながいも)
《平椀に盛られた長芋の煮物は見かけばかりでおいしくないところから》きれいだが、のっぺりして締まりのない顔つきのたとえ。