とよたけ‐ざ【豊竹座】
人形浄瑠璃の劇場。元禄16年（1703）初世豊竹若太夫が大坂道頓堀に創設。西の竹本座に対して東の芝居とよばれ、人形浄瑠璃の極盛期をもたらしたが、明和2年（1765）閉座。若太夫芝居。
とりい‐は【鳥居派】
浮世絵の一派。鳥居清信を始祖とする。美人画や役者絵にすぐれ、元禄（1688〜1704）初めごろから世襲的に芝居の絵看板・絵本番付を描き、現代まで続いている唯一の流派。
どう‐ぐ【道具】
１ 物を作ったり、何かをしたりするために用いる器具の総称。「大工—」「家財—」 ２ 他の目的のために利用されるもの。また、他人に利用される人。手段。「取引の—にする」 ３ 身体に備わっている種々...
どうけし【道化師】
《原題、(イタリア)I Pagliacci》レオンカバッロのイタリア語によるオペラ。全2幕。1892年初演。ベリズモ（現実主義）オペラの代表作。旅芝居の座長と妻の浮気が引き起こす悲劇。劇中劇の形...
どうけ‐しばい【道化芝居】
こっけいなしぐさやせりふで観客を笑わせる芝居。おどけ芝居。
どうけ‐やくしゃ【道化役者】
演劇で、道化の役を得意とする役者。道化芝居の役者。
どさ‐まわり【どさ回り】
１ 芝居などの一座が、地方を興行して回ること。旅興行。また、もっぱら地方巡業をしている劇団など。 ２ 盛り場などをうろつき回るならず者。地回り。
どたばた‐きげき【どたばた喜劇】
こっけいなせりふや、大げさなしぐさで客を笑わせる喜劇。あちゃらか芝居。スラップスティック。
ドラマ【drama】
１ 演劇。芝居。「テレビ—」 ２ 戯曲。脚本。「—を書く」 ３ 劇的な出来事。劇的事件。「旅先で—がある」
どろ‐え【泥絵】
１ 泥絵の具で描いた絵。江戸末期に起こり、主に芝居の書き割りや看板に用いられた。 ２ ⇒でいえ（泥絵）1
