しばい‐え【芝居絵】
歌舞伎を題材にした絵画の総称。劇場・舞台面・役者などを描いた浮世絵に多い。
しばい‐がかり【芝居掛(か)り】
[名・形動]芝居がかっていること。いかにも作り事めいていて、わざとらしいこと。また、そのさま。「—な式次第」
しばい‐がか・る【芝居掛(か)る】
[動ラ五(四)]物の言い方や動作が芝居のような誇張した調子になる。いかにも大げさに振る舞う。「—・った口調」
しばい‐ぎ【芝居気】
1 何か事をたくらんで、人が驚くのをおもしろがる気質。しばいげ。しばいっけ。「—の多い人」 2 人前をつくろう気持ち。 3 芝居を演じる心構え。芝居ごころ。 4 芝居を好む気持ち。芝居ごころ。
しばい‐げ【芝居気】
「芝居気(しばいぎ)1」に同じ。
しばい‐こ【芝居子】
芝居の俳優。特に、歌舞伎の少年俳優。舞台子。「里の小娘をそそのかし、—に気をとられ」〈浮・一代男・五〉
しばい‐ごころ【芝居心】
1 「芝居気(しばいぎ)3」に同じ。 2 「芝居気(しばいぎ)4」に同じ。「—のある人」
しばい‐ごや【芝居小屋】
歌舞伎などを興行する建物。劇場。
しばい‐じ・みる【芝居染みる】
[動マ上一]作り事めいている。芝居がかる。「—・みた振る舞い」
しばい‐ぢゃや【芝居茶屋】
劇場に付属して、観客の案内・食事・休憩などの世話をした茶屋。